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バラの樹形にはタイプがある?美しい庭作りのポイントを紹介

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この記事は約 13 分で読めます。

バラを育てていると

庭やベランダをバラで飾りたい。
フェンスをバラでいっぱいにしたい。
玄関のバラでお客様をお迎えしたい。

そう思ったリしませんか?

 

景観をプロデュースしたくなります。

そうするには
バラの樹形を知るのが近道です。

 

バラの樹形は
重要なポイントになってくるんですよ。

例えば、

ベランダのように限られたスペースだと
長い枝を出すつるバラのような品種だと
困りますものね。

逆に、フェンスに這わせたいと思っても、
枝が伸びない品種だったら
思ってたのと違う・・・ってなります。

 

 

バラの樹形を把握していれば
そんなミスマッチが防げます。

 

樹形って意外と
景観プロデュースに影響してくるんですね。

だけど、私たちは、はじめのころ
バラに樹形があるなんて知らずに
バラをお迎えしたりします。

あとで、樹形が大切と知って慌てることも。

 

なので
これからバラを購入するなら、この記事を
参考にしていただけたらと思います。

 

すでにバラを育てている人の中には

枝がビュンビュン伸びてどうしていいか
わからず困ってるってことありませんか?

樹形の整え方も気になるところです。

 

このような困りごとを解決しながら
バラの景観を作っていきましょう!

バラの景観作りは
樹形を正しく知るとスムーズですよ。。

 

最後までご覧になって
バラの魅力を活かした景観つくりに
役立てていただけたら嬉しいです。

 

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バラの樹形のタイプは3つ

バラの樹形ってたくさんある、
って思いがちです。

 

ですが
基本の樹形タイプは
大きく分けて3つなんです。

3タイプの樹形

1.木立ち樹形(ブッシュ樹形)
2.シュラブ樹形
3.つる樹形

バラの樹形のタイプは3つ

この中で樹の高低差や横に張るタイプなど
分けていくと
もっとたくさんの樹形に分けることもできます。

 

しかし、あまり細かく分けても
悩むだけ。

 

基本の樹形は3タイプと
考えたほうがいいです。

では、一つずつみていきますね。

木立ち樹形(ブッシュ樹形)

特徴

株元からまとまって枝が伸び
支えなしで自立するタイプ。

ハイブリット・ティーのように
枝が太く剛直で「いかにも薔薇」
というようなものや

フロリバンダのように
枝がしなやかで
柔らかなラインの樹形までさまざま。。

 

花屋さんに並んでいるバラを
思い浮かべてみて下さい。。

花屋さんのバラは、たいていこの樹形。

 

大きな一輪咲きで
ゴージャス感ただよう花を咲かせるように
仕立てるんですね。。

大きな花を太く強い枝で支えます。

 

直立する樹形が多く
特に鉢植えに向いています。

鉢から枝葉を あまりはみ出さないよう
調整でき小スペースで育てられるからです。。

 

玄関のような小スペースでも
鉢植えを並べて鑑賞できるんです。

家に出入りするたびに
美しい花と香りがただよいうっとりします。

 

お客様のお出迎えにも
文字通り「花をそえる」ことができますし。

直立する特徴を生かして
1列に並べれば
家の生け垣のようにもできます。

 

このような仕立てに向くオススメ品種は
ティップントップ。

薄い黄色い花が咲きます。
とてもスリムな樹形で、病気に強い品種なので
並べて植えて生け垣とかに向くと思います。

 

 

花が咲く頃ご近所さんから
「見て楽しませてもらってるよ」
って声がかかることもありそう!

木立樹形が乱れたときは?

冬剪定して一番花が咲き、花後剪定して
二番花を咲かせる。

三番花も同じような咲かせたあとは、
枝も好き勝手に伸びてしまってます。

 

なので秋バラのために
全体を丸くなるように剪定して樹形を
整えるといいですよ。

軽く短めの剪定をします。

シュラブ樹形

特徴

株元の立ち上がった枝が
外側に湾曲して広がるタイプと

株元は木立ち樹形(ブッシュ)で
伸びてきた枝だけがしなやかに
柔らかく伸びるタイプがあります。

 

ふわっとした優しい感じの樹形になります。

そのため場所を取りがちなので
スペースが限られているならば
内芽の上で剪定。

そうすると
外に広がらないような樹形になり
ベランダなどでも十分に楽しめますよ。

 

バリエーション豊かなシュラブ樹形

しなやかな枝ぶりなのに
木立ち樹形として、つるバラとして、
どちらにも仕立てられる品種もあり。

 

シュラブ樹形のほとんどは
つる樹形ほど枝が伸びず、
木立ち樹形のように枝が硬くないです。

そのため オベリスクやトレリス、
ちょっとしたスペースのフェンスなどに
誘引することができます。

 

 

このような特徴を持つ樹形なので
剪定や剪定後の誘引で
仕立て方の自由度が増しますね。

楽しみの多い樹形ですよ。

樹形の整え方は
木立樹形と同じように考えてくださいね。

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つる樹形

特徴

通称「つるバラ」と呼ばれ
枝が2m以上伸びるタイプ。

 

家の外壁に誘引して
景観を楽しむことができます。

壁面をバラで埋めつくした姿は
もう、圧巻です。

 

オベリスクやトレリス、フェンスに
誘引するのもいいですよね。

 

アーチに誘引したつるバラの下をくぐる…
なんてあこがれます。

 

大きくなりすぎる印象のつる樹形だから
地植えオンリーと考えられがちですが
鉢植えでもぜんぜんOKなんですよ。

 

ただし、
鉢は大きめのものが必要。

冬の剪定と誘引で春は立体感のある
ロケーションを味わうことができます。

 

以前、枝が10mほどになる
フランソワ・ジュランビルという品種を
鉢植えで育てていました。

剪定や誘引など冬の作業は大変ですが、
玄関の上の壁一面に可愛い花を咲くと思うと
春が待ち遠しくなります。

 

つる樹形の大暴れ

夏の暑い時期を過ぎると新しく芽を出し
シュート(枝)がビュンビュン伸びてきます。

暴れてしまって途方にくれてしまいます。

 

春しか咲かない一季咲きなら
シュートをまとめて止めながら
まっすぐに伸ばしてくださいね。

 

四季咲き性のつるバラの場合、
新しくでたシュートはまとめて伸ばし、
つぼみがついたらかいで下さい。

 

新しい枝は
翌年に花を咲かせる枝になります。

花はちょっと我慢して枝を伸ばし
その枝を冬に誘引しましょうね。

その他の枝は、花後剪定をして
刺激を与えると二番花などが楽しめます。

 

冬に本格的に剪定しますが、
樹形が乱れ過ぎるようだったら
古い枝を軽く(短め)に切るのも一つの方法です。

そうしておいて
冬の剪定に備えるといいですよ。

 

夏のつるバラが本来の姿ともいわれます。

なので、夏にあまりにも
大きくなり過ぎて困るなら、
その場所では育てられないということ。

別の場所に移せるなら
移動するほうがいいかもしれません。

 

その方が景観もよくなるし
お世話もグ~ンと楽になります。

スペースに合わせたバラの樹形だと
たくさん切る必要がなく
バラのストレスも少なくできます。。

 

スペースとのミスマッチを防ぐために
バラの樹形を考えるのは
とっても大事なんですよね。。

 

 

育てているバラの樹形がわからないとき

育てているバラの樹形がわからない、、、
そんなときって困りますよね。

 

バラの名前がわかれば本や
インターネットで検索すれば
樹形は簡単にわかります。

 

「バラの名前 樹形」で
検索してみてくださいね。

 

名前がわからないから樹形もわからない。

心配ありませんよ。

そんなときは
生育をよく観察すると判断できるんです。

一目でパッとわかる方法ではありませんが…

 

・樹形識別の方法

冬、深めに剪定しておきます。

春に一番初めに咲く花は、
どの樹形のバラでも木立ちの姿で咲きます。

 

シュッとした花姿ですね。

スタートはみんな同じなんですね。

 

そして、次に咲く二番花の咲き方を
よく注意してみているとわかってきます。

 

木立ち樹形なら→同じ姿で開花

シュラブ樹形なら→二番花から
ふんわりとうつむきかげんに咲きます。
枝もしなやかで柔らかく弓なりになり
やがて全体がアーチ状の樹形になります。

つる樹形なら→どんどんと枝を伸ばしていきます。

このように生育を見守りながら
樹形を把握することができるんです。

よ~く観察してくださいね。

 

 

大きく分けて3つの樹形のバラ

バラの樹形は大きく分けて3つです。

木立ち樹形(ブッシュ)、
シュラブ樹形、
つる樹形です。

バラの樹形を把握すると
景観のプロデュースの半分は終わった
といってもいいくらいです。

 

それほど重要なポイントなんです。

スペースが限られているなら
木立ち樹形を主体に。広さに余裕があり、他の草花と合わせるなら
しなやかで優しいラインのシュラブ樹形を。壁面やフェンス、アーチなどに
沿わせたいならつる樹形で仕立てる。

これらをうまく組み合わせて
素敵な風景をつくりましょうね。。

 

家や庭にマッチする
樹形を選んでくださいね。

どんなバラ園ができるか考えるだけでも
楽しいと思いますよ。

 

 

我が家では、
小スペースでバラを育てているせいか
木立ち樹形のバラが多いです。
(つるバラも鉢植えで育ててますが)

木立ち樹形の品種だけでも、
豊富に品種が揃っているので
レイアウトは豊かです。

 

色や香り、花の大きさ、
咲き方などから選べるので
困ることはありません。

狭いながらも色や香り樹高の高低差など
知恵をふりしぼっていろいろな
バリエーションで楽しんでいます。

 

 

鉢のレイアウトを変えたりするので
毎年違った表情を見せてくれます。

バラが咲き乱れる時期は、
葉の緑と花の色の
コントラストが本当に美しいです。

 

 

バラの花を眺める一瞬一瞬が、
感動で胸いっぱいになります。

それはバラを育て、
最も美しく見せるための頑張りが
むくわれるひととき。

 

そんな風景が
自分の庭で実現できるなんて
幸せですよね。

あなたもバラの樹形を把握して
最高の景観をプロデュースをしてください。

 

思った通りにいってもいかなくても、
きっと感動しますよ。

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バラをいろいろに分類してみる
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