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シュラブローズの育て方は?バラ栽培の基本を守れば大丈夫!

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バラを樹形で分けると木立バラ、つるバラ、そのどちらにも属さない樹形と3つに分けられます。

この記事でお伝えしていくシュラブローズとは、木立バラやつるバラ、どちらとも違う樹形をシュラブ樹形といい、そのバラを総称してシュラブローズと呼びます。

また、半つる性のバラ、と呼ばれることもあります。

 

シュラブローズは品種ごとに個性があり、さまざなバリエーションの樹形で観賞できます。

シュラブローズの育て方は、他の樹形のバラとそれほど違いはなく、初心者でも育てやすいという特性があります。

 

多様な樹形を楽しめ初心者に優しいバラとして高い人気のシュラブローズ。

この記事では、シュラブローズの育て方を紹介していきますね!

 

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シュラブローズの育て方

シュラブローズは他の樹形のバラと育て方はほぼ同じ。

シュラブローズだから、などと思わずに気楽に育てていきましょう!

シュラブローズの育て方は?バラ栽培の基本を守れば大丈夫!

栽培場所は日当たりの良い場所を選んで

シュラブローズの育て方で一番気を配りたいのが栽培環境です。

他のバラと同じようにシュラブローズもお日様が大好き!

最低でも1日3時間は日が当たる場所を選んでくださいね。

また、風通しも気をつけてください。風通しが悪いと病害虫の発生原因を作ることになります。

水やりは乾いたらたっぷり

シュラブローズを鉢植えで育てるなら、水やりを忘れないように!

方法は土が乾いたらたっぷりと!が基本です。

雨が降って大丈夫だろうと思っていると案外土の中の方まで水が浸透してなかったりします。
雨の日ほど水やりに注意が必要です。
地植えは猛暑の夏、雨が降らず乾燥したときは、たっぷりと水やりしてくださいね。

肥料

シュラブローズの肥料は鉢植えの場合、冬に寒肥として肥料を施します。
春先には芽出し肥え、花後にはお礼肥えなどと他に定期的に液体肥料や有機肥料などの置き肥で栄養を補給させてあげます。

病気と害虫

環境のために消毒しなくても美しく育つように改良されているのが新しいタイプのバラなので、当然ながらシュラブローズにも病害虫に強い品種が増えてきています。

といっても、中にはとてもデリケートな品種もあります。

 

病気
シュラブローズの代表的な病気は、黒星病とうどんこ病です。

黒星病は雨の多い時期に多く発生し、文字通り葉に黒い斑点ができて、黄色くなり葉が落ちます。
葉が落ちてしまうので栄養を作れなくなり育ちに影響が出ます。

うどんこ病もシュラブローズの病気として多く見受けます。
春と秋に新しく出てきた新芽や花などが白い粉をまぶしたような症状が出ます。他にも葉がくるんと内側に丸まったり軽く縮れたようになり委縮します。
落葉はありませんが、不健康な育ち方で花が上手く開かないことがあり美観を損ねます。

対策は、定期的に予防目的で薬剤散布する減農薬栽培をするのがオススメです。

 

次に害虫についてです。

アブラムシ、チュウレンジハバチ、カミキリムシなど一般的にバラに来る害虫がきて吸汁や食害などして生育を邪魔します。

アブラムシ:主に春と秋に発生。新芽やつぼみにつきやすく樹液を吸います。爆発的に増えるので成長に悪影響を与えます。

チュウレンジハバチ:主に初夏から秋に発生。茎に卵を産みつけふ化した幼虫は食欲旺盛であっという間に葉を食べてしまいます。

カミキリムシ:成虫は初夏に現れはじめ枝の表皮をかじるので水や栄養を送れなくなりバラは枯れます。
幼虫は夏頃株元から幹の中を食害し枯らします。

対策は、見つけたら捕殺、または害虫にあわせた薬剤を散布して様子を見ます。

用土(鉢植え)について

水はけ、水もちの良く有機質豊富な土がおススメ。

初心者は、バラ専用培養土を使うと失敗が少ないです。
自分で自作することもできますよ!

植えつけ、植え替え

バラ苗を購入したら根鉢を崩さずに植えつけます(鉢植え、地植えとも)
鉢植えの場合は、時期を見ながら鉢を大きくする鉢増し作業も必要です。
また、できたら年に1回冬の休眠期(12月~翌年の2月)植え替えをして土をリフレッシュします。

 

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シュラブローズをふやして楽しむなら?

挿し木や接ぎ木で増やせます。
挿し木:花が咲いた後6月か秋の10月~11月が適期。また2月下旬~3月下旬もOK。
接ぎ木:芽接ぎは秋、切り接ぎは冬に行います。

 

美しく育てるための作業

シュラブローズはお世話をすればするほど美しさに磨きがかかります。

作業の方法を紹介しますね。

まずは芽かき。

寒さが緩むころ、新芽が芽吹きだします。

そのときに一か所からいくつも新芽が出たりするので、芽かきして養分を集中させるようにします。
すると1個1個の花が大きくて見栄えのする咲姿になります。

 

花が咲き終わったら、花がら切りをします。

花がらをそのまましておくと美観を損なう上に、病気の発生源になりやすいのでカットします。
咲き終わった花へ届けていた養分を断ち切り、他の花に養分を向かわせるためにも効果的な作業です。
花がら切りは伸びた枝の1/3を目安にカット。

 

シュートが出てきたときは。。。

シュートは翌年のホープになる枝です。
つるバラとして仕立てたい→シュートが出てきたら剪定や誘引作業のできる休眠期まで支柱で支え真っすぐに伸ばしてくださいね。

 

シュラブローズの冬剪定と誘引の時期

つるバラとして仕立てたいなら休眠期の12月から1月に完了が望ましいです。
木立バラとして育てるなら12月から2月までに枝を剪定してくださいね。

 

時期が遅くなるにつれて新芽の芽吹きが盛んになり剪定や誘引作業で新芽がポロっと取れてしまうんです。

そんな悲しいことにならないように、2月までに終わらせましょうね。

冬剪定で気をつけたいポイントがあります。
剪定は枝に蓄えたエネルギーを捨てることもなるということ。

深く切れば切るほどそのエネルギーを失うんです。

そのために浅めに剪定した方がよいバラもあるのです。
・樹勢が弱っているバラ
・若すぎるバラ
このようなバラを深く切り詰めてしまうと生育に時間がかかったり弱々しく育ってしまうので心配が絶えません。

なので、浅めの剪定を心がけるとよいです。

 

シュラブローズはつるバラのようにもなるし木立バラのようにもなるので剪定もややこしい~~って感じになりますが、切りすぎたら木立バラ、伸び過ぎたらつるバラのように仕立ててもステキですよ!

春には、悩んで剪定したことを忘れてしまうほど、たくさんの新芽が出てきますよ!

シュラブローズの育て方は以上です。

ここで、シュラブローズの特徴をお伝えしておきますね。

 

シュラブローズの特徴とまとめ

バラは樹形によって木立性、つる性、そしてそのどちらでもない樹形のシュラブと3つのタイプに分けられます。

シュラブローズは、半つる性のバラという表現もされるように枝を長くのばせばコンパクトなつるバラとして仕立てられますし切り詰めれば木立性のバラとしても楽しめるんですよね。

このように枝を自由にコントロールできるという特徴があるので狭い庭やベランダなどでも鉢植えで栽培できるというメリットがあるのです。

四季咲き性や返り咲き性の品種も多く、1年のうちで長く花を咲かせk観賞できるんですよ。

花色も花の大きさも豊富!好みの色を見つけることができるはず!
香りも枝の太さも硬さも様々。

バラエティ豊かで様々な樹形のバリエーションで、お好みの風景を自分で作りだすことができるのがシュラブローズです。

 

シュラブローズの育て方も他の樹形の育て方とほぼ同じ。

分けて考えたりせずに気楽にしっかり育てて楽しんで行きましょ♪

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