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バラの栽培書で水やりについて書かれているのを読むと、ウォータースペースを確保しましょう、とありますよね。
園芸に詳しい人は知っているかもしれませんが、バラなど植物を育て始めたばかりではウォータースペースって何?ってなります。
ウォータースペースとは、鉢植えで育てるなら必ず確保したいスペースのこと。
どの部分かというと、鉢植えの土の表面から鉢のフチのへりまでのスペースです。
ウォータースペースは「水しろ」とも呼ばれています。
この記事ではウォータースペースについて
- どれくらい必要?
- どういう役割なのか?
- ウォータースペースがないとどうなるのか?
このようなことをお伝えしますね!
バラ栽培ライフにお役立てくださいね。
ウォータースペースは鉢栽培でどのくらい必要?
鉢植えで植物を育てるとき、水やりはとても大事な作業ですよね。
その水を上手に使うために設けられたのが、ウォータースペースです。
ウォータースペースに水が溜まるくらい水やりをするといいといわれますが、具体的にどのくらいのスペースを確保したらいいのでしょう?
また、なぜそういわれているのでしょうか?
バラを育てる場合、鉢のフチから3㎝くらい下がったところが用土の表面になるように土を入れるといいです。
マルチングなどの予定があるなら、マルチング材を入れる分量を考えてをもう少し低く設定できるように土を減らします。
ウォータースペースの役割とは?
ウォータースペースは、水やりのときに一時的に水をためるのに設けられています。
なぜ、そんなスペースがいるのでしょうか?
説明しますね。
ウォータースペースに水がたまるくらいに水やりをすると、たまった水が少しずつ用土にしみこんでいきます。
こうすることで、まんべんなく用土に水がいきわたるのです。
このとき、水がス~ッとしみこめばOKです。
しかし、いつまでも溜まっているなら、土の水はけが悪い状態になっていると判断してくださいね。
何年も植え替えをしていないと根詰まりをおこしていたり、用土が硬くなって水が通らなくなっているのかもしれません。
ウォータースペースがないとどうなる?
もしも、ウォータースペースがまったくないどうなるのか?
水やりのときに、水がたまるスペースがないため
・用土が流れ出てしまう、
・水があふれて植木鉢が汚れる
と、いうようなことがおこります。
これを防ぐためにも、ウォータースペースが必要なんですね。
ウォータースペースに水がたまらないんだけど?
ウォータースペースに水がたまらないというのは水はけがよい土、ということ。
ただし、水はけだけ良くても困るので、水もちの良い土づくりをするといいですね。
ウォータースペースのおさらい。
ウォータースペースは鉢栽培では欠かせないスペースです。
鉢植えのフチより土の表面の高さが3㎝程低くなるように土を入れます。
ウォータースペースは
・水があふれて用土が流失しない
・水が鉢の外まで流れ出ないので鉢が汚れない。
など利点があるんですね。
植物を育てるのに大事な水を土に十分に行き渡らせるためにも、ウォータースペースを作るのは重要ですね。
小学性のとき学校で、アサガオ栽培をしたことありませんか?
私は、家で土を入れて学校に持っていった覚えがあります。
確か母が土を入れてくれたように思います。
植木鉢の上の部分には、やっぱりウォータースペースがありました。
私は、土をギリギリまで入れたら土がこぼれてしまうから、少し余裕を持たせて土をいれたのかな?ってぐらいにしか思っていませんでした。
バラを育てていると、全てのことに意味があるんだ、って改めて思います。
ではでは、
今日も頑張っていきましょ!