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バラ。トレリスやオベリスクに誘引する方法と管理のしかた

この記事は約 11 分で読めます。

枝が伸びるタイプのバラ。

つるバラと呼ばれますよね。

 

このつるバラ、
ほとんどの場合支えなしで
まっすぐ立つことができません。

 

どんどん伸びていってしなだれてきます。

どうしていいかわかんない~
ってなりますよね?

 

そうなるバラだとわかっていても
あら、どうしよう?
って思うことがあります。

 

そんなときは長く伸びたバラの枝を
トレリスやオベリスクというものに
枝を止めて支えてやるといいです。

バラ庭のデザインとしても
立体的になるのでオススメです。

 

支えるという目的をかなえながら
バラで庭をデザインする手段としても
楽しみになる方法です。

ぜひトライしてみてくださいね。

 

 

<自立しないバラ>

つるバラや半つると呼ばれる
一部のシュラブ樹形のバラはなにか
支えがないとなかなかうまく育ちません。

 

ほっとくと好き勝手に伸び
しなだれてしまうんですね。

そうなると見た目にもよくないし
うっそうとした茂みに病害虫が
発生しかねません。

 

美しく咲くはずのバラ、
もったいないですよね。

つるバラは、人の手で
自由自在にデザインできるバラなんです。

 

その特性をうまく利用して取り入れると
バラの庭のポイントにもなります。

敷地を区切るためのフェンスや
家の外壁など広い場所につるバラを
誘引するのはちょっと面倒です。

 

その点、トレリスやオベリスクなら
手軽で場所を選びません。

トレリスは装飾された小型のフェンスという感じのもの。

オベリスクは三角すいや円柱ポールのような形のもの。

それぞれ紹介していきますね!

 

ちなみに
入手法はホームセンターや園芸店で
販売されてます。

おしゃれなのがいいなら
楽天やアマゾンなどネットだと品数も豊富。

気に入るものを
探してみるのもいいかもですね。

 

 

<トレリスへの誘引>

トレリスに誘引すると
なんだかおしゃれな感じになります。

バラは変わってないのに
ワンランク、センスアップします。

 

そのくらいデザイン的に
優れているといえます。

トレリスって
フェンスのおしゃれ版って感じのもの。

太めのワイヤーを加工して曲線を作って
美しくデザインされていて
もう、それだけでアート。

設置するだけで
なんか心ウキウキですよね。

 

 

設置は、たいていバラの後ろの地面に
トレリスの足を突きさして完了します。

またはトレリスの前に
バラの鉢植えを置くという感じかな。

 

さて誘引の方法っていうと
通常のつるバラと同じです。

枝を斜め上になるように
重ならないように誘引していきます。

 

バラは育っていくにつれ
株元に花が少なくなってくるので
短い枝も有効に使って誘引します。

トレリス全体に
まんべんなく花が咲くように、です。

 

アーチとつなぎ合わせて
誘引するのもいいですね。

バラ、オデュッセイア トレリスアーチ仕立て

 

 

<オベリスクへの誘引>

庭をバラで華やかにするなら
立体的な仕立てができるオベリスクは
とても効果的です。

高さを出すことで
日当たりもキープできるので
バラにとってもいいですよね。

 

鉢植えのバラだって
オベリスク仕立てにできます。

その場合、鉢内にオベリスクを
差し込んで仕立てるため
10号以上の植木鉢が望ましいです。

なので、バラを10号鉢でオベリスクに
からませれるくらいの
大きさになるまで育てたら誘引開始。

 

 

ココからは地植えも鉢植えも
同じ作業になります。

まずは、主となる太めの枝を
斜め45度を目安にひねりながら
オベリスクに沿わせていきます。

バラ レッドキャスケードのオベリスク仕立て

 

細枝は水平を目標に誘引すると
春にたくさんの花を咲かせますよ!

オベリスクのメリットは
どの方向からも見れる仕立てができること。

 

ですが、


現実問題オベリスク仕立てのバラを
庭のど真ん中で眺められるよう
配置するのは難しいですよね。

 

スペースに限りがあり庭の端にしか
配置できないことも。

 

そこで、オススメは
どこか正面を決めて誘引する方法です。

それは、細枝をS字状に曲げて誘引して
花を一方方向に集めるというテクニックです。

 

これだと正面と決めた方に花が集まり
華やかさが一層増してきますよね。

それに裏側部分が風通しが良くなり
病害虫対策としても効果的です。

 

・オベリスクのトップの飾り

オベリスクはトップの飾りを見せるように
仕立てるのがルール。

その姿は花が咲いたとき
魅力が引き立つようになっています。

 

なので枝葉が伸びすぎてトップの飾りを
隠してしまわないように注意します。

トップの手前までに誘引を終わらせましょう。

 

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<伸びすぎるシュートの管理>

 

6月頃から
新しいシュートがどんどん伸びきます。

バラのシュートはすぐ長く伸びる

基本的につるバラのシュートは
冬の誘引のときの主役となる枝です。

 

 

<シュートが伸びすぎたときの処理>

シュートは大切なので剪定せずに仮止めして
そのまま伸ばし続けます。

ところがトレリスやオベリスクなどから
はみ出して育ち、
あきらかに大きくなりすぎ、ってことも。

 

それに、四季咲きの品種なら
花は上の方にしか咲かなくなります。

 

 

そこで、

トレリスやオベリスクに誘引している
つるバラの伸びすぎたシュートを冬の誘引まで
どのように処理していたらいいのか。

 

そのへんを詳しくお伝えしますね。

トレリスとオベリスク、
それぞれちょっとだけ違うので
やり方を紹介します。

 

・トレリス
伸びすぎたシュートは、
まっすぐにして伸ばしておきます。

翌年以降の主役の枝になります。

 

冬の誘引で新しい枝ばかりになりそうなら
梅雨の終わり頃に古枝の1/3~1/2を
バッサリ切るのもいいと思います。

枝数を減らして
栄養を集中させることをねらいます。

 

そのような株は
勢いがあるので秋までにはまたシュートも
出てくるはずですから。

 

・オベリスク

オベリスクの大きさは変えられないのに
バラは成長して大きくなる・・・・

だんだんと仕立てにくくなります。

 

これはもう、
バラをオベリスクにあうように
コンパクトに育てるしかありません。

 

と、いっても
肥料を少なくするとか、
そういうんじゃないです。

花がらの切り戻しを終えたら
2~3週間後にいったん上の方から
1/3~1/2をバッサリ切り戻します。

ちょっと勇気がいりますが・・・
だけど!

こうすると、下の方から新しく
シュートが出やすくなり冬の誘引までに
十分な枝が確保できるのです。

 

 

<おさらい>
自立しないつるバラはほっておくと
美観をそこねるし、病害虫に
ねらわれやすくなります。

なので、手軽に設置できる
トレリスやオベリスクに誘引して
美しく仕立ててあげます。

 

そうすることで立体的になり
変化を楽しめるバラ庭に変身しますよ。

大きなフェンスや外壁に誘引するのは
ちょっと大変、という人向きだと思います。

 

さうび家では
レッドキャスケードをオベリスク仕立てに、
オデュッセイアを
トレリス~アーチ仕立てにしています。

 

どちらも、ボリューム的にはもうちょっと、
という感じですが、
立体的な仕立てに満足しています。

 

特にレッドキャスケードは
ほふくするつるバラで
ぜんぜん自立しないタイプ。

地面をはうように伸びるつるバラを
縦にして上の方で咲かせた花を
見ることができるんですよね。

 

これって
オベリスクだからできるんですよね。

 

オデュッセイアも
ちょうどいい高さに誘引できて
よかったぁ~と思っています。

 

レイニーブルーもトレリスに誘引すると
こんな感じに・・・

レイニーブルー、トレリス仕立て

私たちは、バラの本来の特性を
別の形にして楽しむことが
できるんですよね。

 

バラって
こんなふうにも仕立てられるんだ!って
ちょっと感動したりします。

いろんなことに挑戦して
バラの魅力を引き出していきましょ!