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バラの手入れ。冬の作業は何をどうする?手順のすべてを紹介

この記事は約 14 分で読めます。

冬のバラは、
花もなく枯れた葉で枝は伸び過ぎて樹形も
悪くなっています。

そんなバラをみていると
モチベーションが下がります。

あんなに綺麗だったのに。。。

 

しかし!
そうガッカリもしてられないのです。

 

なぜなら、

春の開花に大きく影響してくるので
バラの手入れは冬こそ頑張らなきゃ!
なんです。

たしかに、何もしなくても
咲いてくれます。

 

だけども、

剪定や誘引、土替えをすると
大きくて綺麗な花をたくさん
咲かせてくれるんですよ。。

 

バラは冬に休眠します。

活動を休止する冬にしかできない作業の
手順をお伝えしますね。

 

冬の手入れで作業量が多いのは
つるバラです。

なので、つるバラを基本とした
冬の手入れの手順をお伝えしますね。

 

 

<つるバラの冬の手入れの適期と作業内容>

つるバラは、早く芽が動き出しやすいです。

なので、木立バラよりも早く
作業をはじめます。

 

具体的に、どんな作業を
いつ何をやれば効果的なのか、
そこらあたりをじっくり紹介しますね。

つるバラの誘引を解く

・いつ

12月10日過ぎから1月いっぱいぐらいまで
(関東以西の平地)

これより早く行うと

枝が折れやすい。
伸び始めた芽が寒さで傷む。

というような困ったことがおこります。

 

十分な休眠が行われていないと
水分が枝に残っているので
折れやすいのです。

剪定すると芽が動き出すのですが
早すぎると本格的な寒さにあたり
芽が傷むのです。

 

 

逆に遅すぎるとどうなるのか・・・

すでに出ている芽が
誘引作業の途中で欠けることが心配されます。

一季咲きの品種は花が咲かなくなる恐れが
あるんですね。

芽が欠けないように気を配りながらの
誘引作業はけっして効率的ではありません。

 

また、萌芽にばらつきが出て
その結果
花が咲き揃わないこともあるのです。

 

 

早すぎて
誘引中に折れるのは嫌だし
せっかく出てきた芽が痛むのもかわいそう。

逆に遅すぎて芽が欠けないように
気をつけて誘引するのも大変!

 

 

いずれにしても芽吹きが悪くなったり
せっかく芽吹いた芽がダメになったりして、
いっせいに花咲く姿が望めなくなるんです。

 

そうならないように
できるだけ12月中旬から1月いっぱいを
目安にしていきましょう。

 

・作業内容は?

冬の間に剪定と誘引、鉢増しや
土の入れ替え作業を行います。

バラは新しい枝を出し、
古い枝は少しずつ老化し枯れていきます。

 

よくバラの栽培書に書いてある
「枝の更新」とは、このことなんですね。

私たちは、古い枝を切り取り、
主となって花を咲かせる枝を残すために
剪定という作業をします。

 

つるバラは剪定後、頂芽優勢の法則に従って
長く伸びた枝を誘引します。

美しく咲かせるために、です。

 

では、鉢植えのつるバラの冬の手入れの
手順を紹介しますね

一番手がかかるのは
2.5m級のつるバラ大鉢の冬作業だと思います。

例えば、
ピエールドゥロンサール、
モンジャルダンエマメゾン
ルージュピエールドゥロンサールなどです。

 

木立のバラや地植えのバラは
いくつか手順が減るので関係ない箇所は
読み飛ばしてくださいね。

 

・手順

  1. つるバラの誘引を解く
  2. つるバラの鉢をフェンスから引き離す。
  3. フェンスの確認(増設も考える)
  4. 土作り
  5. 葉を取る
  6. 細い枝の剪定。
  7. 植木鉢から株を取り出す(鉢増し・土替え)
  8. 根の育ちを確認しつつ根をほぐす。
  9. 植木鉢に鉢底石をセットして植えつけ
  10. 最終剪定
  11. デザインを考えて誘引。

一応順番としてこのように書きました。

 

でも必ずこの手順でなくてもOK。

これまで、この内容を
いろんな順番でやってきましたが

順番が多少前後しても、
春には十分きれいな花が咲きました。

 

大事なのは1月いっぱいに終わらせる、
ってことだと思っています。

暖かくなって出てきた芽が
誘引のときにこすれて
欠けるとイヤですもんね。

 

根も動いてくるので、
白い細根が傷つくと大変ですし。

 

 

だけど、どうしても作業の時間が
作れないこともありますよね。

そんなときは
出てきた芽が欠けないように
とれないように誘引の作業をすればいいです。

 

毎年毎年それだと困りますが。

それでも2月いっぱいが限度。
なんとか時間を作ってくださいね。

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<誘引を解きフェンスから引き離す>

 

誘引を解くのが
剪定などいろんな作業の出発地点。

止めていた麻ひもやビニタイを切って
フェンスなどから引き離します。

 

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さうびあそび/バラとパピヨンと旦那さんと(@yukikatu3)がシェアした投稿

そして、フェンスに不備がないか
増設の必要がないか確認します。

 

また、外壁などに傷がないか確認しましょう。

フェンスと外壁の確認とフェンスの増設もあり

 

 

土作りは、誘引作業より
ずっと早くやってもかまいません。
ていうか、むしろ早いほうがいいです。

土がなじみ、
微生物の活動が活発になりやすいから。

 

しかし、作った土を保管する場所がない場合は
植え替えの作業と同時進行でも
ぜんぜん大丈夫です。

 

また、必ずしも土を作らなくても
市販のバラ専用培養土を
使ってもいいのです。

冬の土作り

 

1月を過ぎてくると
一季咲きのつるバラは
特に落葉が進んでいます。

なので葉を取る作業は少なくてすみます。

 

また、葉の付け根に離層という細胞の層が
できてきて、簡単に取れやすくなります。

 

それでも、1月過ぎて葉が残っているなら
ハサミで切ってもいいし
革手袋でダーッと取り除いてもいいです。

 

このとき細くて枯れた枝を、
軽く切っておくと
あとの作業がしやすくなります。

 

葉を取り、軽く剪定

○鉢増し・土替え

冬の休眠期を利用して鉢増しをします。

最低でも、2年に1度は用土を交換するのが
望ましいです。。

まず、鉢からバラの株を抜き取ります。

根張りを確認しながら根をほぐし、
黒い根を切り取り除いて、
ある程度土を落とします。

株を取り出し土をほぐす

根を触るなんて
他の時期には絶対してはいけないこと、
それができるのが冬の休眠期なんですね。

 

この時を利用してコガネムシや害虫がいないか、
樹皮にカイガラムシやダニなどいないか
よく観察し、いるなら取り除きます。

 

そして、最終的に根の確認をします。

根を見るとバラの健康状態がわかり、
私たちの日頃のお世話がうまくいってるか
見極める絶好の機会です。

 

私は、この確認作業がとても好きで勝手に
「バラからの通信簿」と読んでいます。

スゴイ根張りの時もあれば
ぐるぐると根が回ってたり。

 

反省や翌年の課題が見つかったり
感動したりする大切な時間です。

 

植木鉢は洗います。

本当は洗って乾かした鉢がいいですが
鉢は余分にないので
洗ってすぐ使ってます(笑)

 

鉢底石をいれて、予め土を入れ
株をセットして、さらに上や横のすき間に
土を入れて植え付けます。

 

ジョロで水をやり、
しばらくすると沈んでくるので
土を足し、また水をやります。

 

これから最終的に剪定をしていきます。

切る枝を確認して最終剪定

太いシュートが新しく出ているならば
古くて老化した枝は、思い切ってカット。

 

翌年には、花が咲きにくい枝だから
若い枝に更新します。

 

こうやってバトンタッチしていくんですね。

誘引のデザインを考えながら
剪定していきます。

 

もし切るのに迷いがある場合は
その時は切りません。

誘引のデザインで
切るか切らずにとっておくか考えます。

 

そうやってすべての作業が完了し
ほっと一息ついたらまもなく。

 

早い品種は、2月の下旬ごろから
かわいい芽がでてきます。

これを見ると、
バラの手入れの冬作業の大変さが
吹っ飛んでしまう感動があります。

 

 

<木立バラの冬のお手入れ作業>

木立バラは、ちょっぴり遅くて
時期は1~2月中旬までに終わるようにします。

遅くとも2月下旬までに。

 

鉢増しや植え替えは
つるバラと同じような作業になります。

 

1月ごろ、先に鉢増しや土替えをしておいて
それから剪定を2月上旬頃がよいようです。

ですが、同時でもさほど変わりはないので
こだわらす2月中旬までに終わることを
目標にしてみてくださいね。

 

ライフスタイルに合わせて
時間を上手に作りながらやっていくことを
オススメします。

 

<時期と一連の作業のおさらい>

バラの手入れは冬がメインといっても
いいくらいの作業があります。

でも、冬の手のかけ方次第で
これでもか!っていうくらい咲きます。

 

とっても感動的します。

めちゃくちゃ難しい作業ではないんですが
トゲと悪戦苦闘しながら
寒さに震えながら・・・になります。

 

翌年の素晴らしい開花をイメージしながら
やり抜きましょう!

 

つるバラは2月中旬から1月いっぱい。
木立バラは1~2月中旬まで

これを目安に作業を終わらせるといいです。

鉢植えのつるバラの手順は次の通り。

 

つるバラの誘引を解く
つるバラの鉢をフェンスから引き離す。
フェンスの確認(増設も考える)
土作り
葉を取る
細い枝の剪定。
植木鉢から株を取り出す(鉢増し・土替え)
根の育ちを確認しつつ根をほぐす。
植木鉢に鉢底石をセットして植えつけ
最終剪定
デザインを考えて誘引。

地植えのつるバラも同じようにしますが
必要ない作業は飛ばして下さいね。

木立バラも同様な手順です。

 

時期が違うので、そこだけはご注意を。

 

 

さうび家の屋上のフランソワジュランビルは
見た目は植木鉢状態ですが、
その大きさは地植えといってもいいくらいです。

なので、地植えと同じような冬作業をしてます。

 

土は部分入れ替えで、
誘引を解いて仕立て直し。

ほぼ地植え状態。

 

地植えだとかなり冬の作業も楽だな~と感じます。

 

寒空の中の作業、
体を動かすといってもやっぱり寒いです。

スムーズに動ける程度に寒さ対策をして
作業しましょう。

 

体調を崩さないように。

自分の体を過信してはだめですよ!

 

冬の作業が終わると
春、芽吹いてきます。

嬉しい反面、
また別の作業もでてきますね。。。。

 

病害虫との戦いもあります。

それでも
バラは美しく、
私たちの心をとらえっぱなし。

さあ!今日も頑張っていきましょ!