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バラの花をもっときれいな色にしたい。
バラの生育が心配。
花をたくさん咲かせたい。
そのためには肥料が必要!
だけど、
どんな配合の肥料を使ったらいいのかしら?
自分で肥料を作ったりしできるの?
バラの肥料の配合なんて難しくてどうしよう?
と思ってしまいますよね。
「バラは肥料食い」と言われるほど
バラの生育に肥料は欠かせません。
そこで、
どんな配合の肥料を選べばいいのか
ってことなんですが
肥料成分である窒素N・リン酸P・カリKの
3大要素を含んでつくられた
有機肥料がいいと思います。
園芸用品を取り扱っている会社から、
さまざまなバラ専用の肥料が発売されています。
土の上においておくだけで
効果が出るタイプが簡単でいいと思います。
バラにとって肥料がどれだけ大切かお話しますね。
<肥料に配合してある3大要素がなぜ必要なのでしょう。>
あたりまえのことですが
バラの生育やたくさん花を咲かせたり、
花色をきれいに出すために肥料は必要です。
そうなのですが
根本的には、不足しがちなものを補うという意味があるのです。
バラは生育旺盛な植物です。
花を咲かせるだけでなく
独特な生育サイクルによって絶えず、葉や茎を新しくしています。
そのために使っている主な栄養成分が
先程の3大要素窒素N・リン酸P・カリKというわけなんです。
なので成長に使って失った栄養成分を
肥料という形で補ってやらなければなりません。
自分でも光合成をして栄養分を
作り出していますが、
それだけでは足りないんです。
大きく成長し花を咲かせるためには。
なかなか簡単に自生できないバラだから
3大要素窒素N・リン酸P・カリKを適切に
配合された肥料が必要なってくるんですよね。
<バラのカラダを作る主な成分は窒素・リン酸・カリ>
植物のカラダはなにでできているのか
というと、約60種類の元素から成り立っています。
そのうちの必須元素と言われるものが16成分あります。
必須元素と呼ばれる16成分というのは
炭素、酸素、水素、窒素、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、硫黄、
鉄、ホウ素、マンガン、亜鉛、銅、モリブデン、塩素。
植物は、この16成分が複雑に作用しあって生育していくのです。
この中で特に大事な成分として
窒素N、リン酸P、カリウムkがあるのです。
窒素・・・・・ 葉や茎
リン酸・・・・ 花や実のつき
カリウム・・・ 根の生長
というのようにそれぞれに関与します。
なので、
花も茎も葉も根も成長するように
バランスよく配合された肥料が一番扱いやすいと思います。
それで3要素が出来るだけ等量に近いものを
選ぶのが安心安全なんだと私は思うのです。
<肥料の配合はさまざま>
肥料の配合は、オリジナルで配合することができます。
しかし、慣れないうちは、
園芸用品メーカーが発売している
バラ専用肥料を使うことをオススメします。
なぜなら、あたりまえですが
バラの専門家がバラ専用に考え抜いた配合で
肥料をつくてっているからです。
のちのち、栄養分のバランスが悪くなったら
必要な栄養分を配合した肥料を施す必要が出てくることも。
そんなとき以外はバラ専用でOK。
多くの草花がありますが
専用で肥料を配合し販売されているのは
バラのものが多いと思いませんか?
それだけバラ愛好者が多いということだと思います。
だから各メーカーがこぞって
バラ専用の肥料を作って販売しているのでしょう。
なので
園芸用品メーカーが発売している肥料を
使用するのが得策だといえます。
<腐葉土や堆肥は肥料ではない>
バラ専用の培養土はバラがよく育つように
配慮して作られています。
培養土は基本用土や補助用土、
肥料を混ぜ特定の植物に合った配合に調整された土。
用土というのは、バラを育てる土のことです。
基本用土と補助用土で構成されます。
補助用土として腐葉土や堆肥を混ぜ込みます。
腐葉土や堆肥を肥料だと勘違いしそうですが
実は、補助用土は、土壌改良の目的で使用するんですね。
腐葉土や堆肥は肥料としての働きはそれほどないんです。
腐葉土や堆肥は根が栄養分を
吸収しやすい土にするために混ぜ込むんですよ。
バラ用につくった用土に、
バラ用の肥料を混ぜ込んで専用の培養土を作るのです。
用土=基本用土+補助用土
培養土=基本用土+補助用土+肥料など
この違いを覚えていてくださいね。
<バラの肥料の配合について考える>
バラの肥料は
窒素・リン酸・カリの3大要素を
配合した有機肥料を選ぶ。
肥料は
・バラのカラダを構成している主な成分の窒素・リン酸・カリの3大要素を配合。
・バラは生育旺盛で栄養分をドンドン吸収するので不足する成分を配合。
・バラの成長には栄養素のバランスが大事。
バラの生育に適した配合の肥料を与えるようにしましょう。
あとはバラの生育サイクルに合わせて、
施肥のタイミングを適切に
コントロールするといいと思います。
最近は肥料もよく考えられたものが多く出まわっています。
効果が長く続くもの、
根にあたっても根が肥料焼けしないもの、いろいろです。
私たちがより簡単に楽ちんに悩まなくてもいいように
考えてくれてるわけですね。
だから、バラ育て、
楽しまなきゃ!でしょ?