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四季咲き性のバラで
春一番に咲く花を1番花と呼びます。
その1番花の花がらを切ると新芽が出て
40~60日ほどして花を咲かせます。
それがバラの2番花。
バラの2番花の花は、やや小ぶりで
花びらの数も少なくなって、
1番花に比べると見劣りします。
3番花、4番花・・・となると
その傾向がさらに強くなるようです。
この記事では2番花が咲いた後、秋バラを美しく咲かせるための方法をお伝えしますね!
バラの2番花が咲き終わったら摘蕾
本やブログを見るとバラは2番花が終わったらそれ以降のつぼみは摘蕾するもよし。
1~数輪咲かすもよし、って感じで書いてあります。
わりと適当な感じですよね。
バラの2番花が咲いたあと
3番花がつぼみをつけ始めるころ
とても暑い夏に突入します。
摘蕾は暑さ対策を兼ねた
バラの体力温存を考えた
テクニックのひとつ。
でも、専門家じゃない私たち、
どのつぼみを摘むか、咲かせるか
とっても悩みますよね。
それに8月末から9月初旬の
タイミングでやる夏剪定もすぐそこ、だし。
バラの2番花が咲いたあと どうしたらいいか。
3番花以降咲かせるか?
結局は どんなふうに咲かせたいか、
どんなバラ庭にしたいか
ってことなんですね。
そんなことをテーマに
バラの2番花以降のどうしたらいいか、
お届けしたいと思います。
参考にしていただけたら、と思います。
バラの2番花が終わったら摘蕾する理由
バラは2番花が咲き終わったら
次に咲く花のつぼみは全部
摘み取る(摘蕾)のが基本です。
バラの花を咲かせるにはたくさんのエネルギーが必要なんですね。
根はエネルギーを供給するために
養分と水を絶えず吸い上げます。
ちょうど2番花が咲くころ
夏の暑い時期と重なります。
暑さのために根は、働きがにぶり
水や養分を吸い上げる力が
弱くなってきます。
エネルギー供給が危機的状況に
なってきます。
それなのに、
バラの1番花が咲いたときよりも枝葉が増え、
つぼみもつき…
よけいに養分がいるようになってます。
バラの根は悲鳴を上げます。
バラの樹勢が弱まるのは当たり前。
そんな中、バラの3番花を咲かせると
栄養が足りず 本来の花姿とかけ離れた
一重の花が咲いてがっかりしちゃったり。
バラはこれで精いっぱいだよ~
言っているように見えますよね。
そんな無理をさせるのもかわいそう。
自分の体力消耗も考えずがんばり続け
次々とつぼみをつけるのが宿命、というか
織り込み済みの自然界のプロセスなのでしょうね。
私たちがつぼみを摘み取って、
体力を消耗しないようにサポートしないと
暴走してしまう。
暴走を止める!
これが2番花が終わったら
摘蕾したほうがいいという理由です。
花を咲かせて楽しむために育てているのに
つぼみを摘むのは 何か違うような
寂しいような気持ちになります。
よくわかります。
本やブログにバラの花を1~数輪残して、咲かせてもいいと書いてあるのはそんな理由からかな。
だけど、
どのつぼみを残したらいいのか?
って、
悩みませんか?
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そんなに悩む必要はなくって。
実は、全部摘んでいるつもりでも
けっこう、摘み忘れているつぼみがあるんですよね。
つまり、そのつぼみを咲かせちゃうっていうわけ。
気がついたときにはすでに、つぼみのガクの間から花の色を覗かせた咲く気マンマンのが出現するので思わずにっこりになります。
ときには、
大きく膨らむ元気のいいつぼみが
上がってきたりします。
気まぐれで残していたら
サプライズで素晴らしい花が
咲いたりして。
ゆる~い感じでバラとつきあっていく、
それでいいんじゃないかな。
特に、暑い夏を乗りこえるには
人もバラもそのくらいのゆるさが
あった方がラクちん。
基本的には全部摘蕾するつもりで
たまに抜けることがあるみたいな。
そんなふうにお願いしますね。
矛盾してるかな?(笑)
そうやって、
秋に美しいバラを咲かせる体力を
できるだけ温存しましょ。
バラの花を咲かせたいなら枝を切る!
バラの2番花以降、3番花4番花を咲かせるなら、つぼみを取るよりも花後剪定(花がら切り)で。
開花時期をコントロールしやすいです。
剪定位置で花が咲くまでの期間が
ある程度決まっています。
ぱらりぱらりとその都度で剪定していくなら、夏の終りの「夏剪定」をしなくても
いい感じに咲いてクリスマスまでも楽しめる。
なんてこともありますよ!
かたっ苦しく考えずにやるのがいい。
結局
バラの2番花が終わったら摘蕾するのも剪定するのも
秋バラ鑑賞のため、なんですね。
だから、秋バラをどんなふうに楽しみたいか
自分で決めちゃっていいんだと思います。
ところで、お礼肥はどうする?
バラの1番花の花のピークを迎えたころ
お礼肥を施したと思います。
バラは花を咲かせるのに体力を補い
次の花を咲かせるための養分が
不足しないようにするためですよね。
ところがこの時期、
夏の暑さで活動がままならない根にとって肥料は、害になることもあるんです。
じゃ
2番花が終わったらお礼肥はどうするのか?
っていうと、
いろんなやり方があるかもしれませんが
我が家での方法をお伝えしますね。
バラの1番花のピークをちょっと過ぎたころ
3~4ヶ月効果のある肥料を
お礼肥えとして施します。
2番花以降の花には、
お礼肥としての肥料は施していません。
そして、
状態を見ながら液肥や活力剤を
与えています。
だいたい1週間~10日くらいの間隔です。
これもアバウトです(笑)
そんな感じですが
猛暑の中、葉も落とすことなく
耐えしのいでいますよ。
2番花が終わったあとのバラのケア
秋バラを美しく咲かせるために
2番花の咲いたあとの処理って
まったくもう、気を使いますよね。
おさらいすると
2番花が終わったら基本的には摘蕾。
咲かせるなら花後剪定を。
なんであれ秋バラを美しく咲かせるための
テクニックです。
最終目的は秋バラ鑑賞です。
バラの2番花以降は
体力温存をキーワードにして
コントロールしていきましょう。
バラも品種で遅咲きだったり、
1番花が長く咲いたり、すごく花もちよかったりとさまざまです。
花がらを切っていると
このつぼみは何番花?だっけ?
ってこともありますよねぇ。
いつだったか、
アミロマンティカの3番花が
いつもよりグンと濃いピンク色で咲きました。
房咲きの3輪だけでした。
こんなご褒美もあるんですね。
バラのお世話は大変だけど
やめられない理由のひとつですね。
2番花、3番花咲かせたあとの
夏剪定の説明はコチラをご覧くださいね。
↓↓↓
さあ!今日も頑張っていきましょ!