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バラにハダニが大発生!駆除と予防の悩み解決法はこちら。

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なんとなくいつもの葉と違うけどな…
と思って見てもよくわからない。

バラにハダニがきていても
パッと見ただけでは
気がつかないかもしれません。

 

なぜなら体長0.5mmとかなり小さい上に
おもに葉の裏に生息しているからなんですね。

かすれたバラのは裏にハダニ

よくハダニがつくと葉がカスリ状になると
いいますが、それもよくわからないまま、
時が過ぎ…

 

葉がドンドン落ちていって
ようやく気がつくことも。

 

もしかしたら、
葉の裏にツブツブを見ませんでしたか?
それはハダニ。

 

フッ~と生きを吹きかけると
ウヨウヨと
動いたりします。

あ~!あれか!
と思いあたる人もいるかも知れません。

 

小さくても油断は禁物。
繁殖力が強く短期間で増殖しますよ。

そのまま放置していると
ハダニに樹液を吸われ
最悪枯れてしまうことだってあります。

 

夏、元気がなくなって
カスリ状に薄くなった葉が落ちるなら
ハダニを疑ってください。

そして、
できるだけ早く処置したほうがいいです。
広がると厄介ですから。

 

ハダニによる被害や生態、発生時期、
予防や薬剤などでの
対策や駆除の方法をお伝えします。

葉が画像のようになってないか
あなたのバラの様子とよく見比べて対処してくださいね。

 

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バラにハダニがつく!早めの対策が必要

バラにハダニがつくと
葉がカスリ状になるといいます。

といってもどんな様子か
実際見てみないとわからないかもしれません。

ハダニがついている葉の様子↓↓

バラがハダニでカスリ状になる

このような葉の色で
全体にカラッとして
乾燥気味な葉になります。

葉の両面はこんな感じ↓↓

バラにダニが発生した葉

心当たりがある!だったら早めに対策をしましょう!

駆除の方法

ハダニは小さすぎて目に見えないですが 葉をこするとつぶれて指が緑色や赤く染まるので生息が確認できます。

一番簡単な駆除の方法はバラの葉を1枚1枚サッとこする。

これだけでハダニは潰れるので簡単に駆除できます。

この方法は発生初期にとても有効です。

 

しかし、指で潰すのはイヤ!とか、
たくさん発生していて1枚1枚こするんじゃ間に合わないってことありますよね?

 

そんなときは
ハダニが高温乾燥が大好き!っていう性質を利用するんです!

ハダニは、高温乾燥が大好き!ってことは水に弱い、ということになりませんか?

これが駆除の糸口になるんです。

 

つまり、弱点は水なので
それを利用するのが駆除の第一歩なんですね!

ハダニの駆除はシャワー(シリンジ)で

 

シリンジ(勢いのあるシャワー)すると
かなりの数のハダニを退治できるのです。

ホースのシャワーでやると楽です。

ただ・・・
ハダニは葉の裏側に生息します。

なので通常のシャワーの状態では
葉の裏に勢いよくかけるのは面倒です。

 

そこで

ホースのノズルの機能を使ってみます。

動画をご覧くださいね。

 

ホースのノズルをこの状態にしておいてから
葉の裏からまんべんなく
勢いよくかけていきます。

ただし、天気の良いい午前中に行うようにしてください。

水の渇きが悪いと黒星病なのどの病気を呼び込むことになるので注意です。


※すべてのホースのノズルが動画と同じモード切り替えがあると限りませんので確認してくださいね。

 

シャワー(シリンジ)するとこのようにはびこったハダニが
バラの葉にハダニとハダニの卵が密集した状態

 

このように驚くほどに きれいになります。
(これは上の葉とは違う葉ですが このようにきれいになります)
ハダニ対策。シリンジ処理後のバラの葉

ですが、

よく見ると卵もハダニも まだいます。

 

4日ほどしてからもう一度
同じようにシリンジ。。。

これを繰り返すようにしてくださいね。

 

大発生の場合にも
まずシャワー(シリンジ)して数を減らして
薬剤散布をするのは効果があがります。

ハダニを薬剤で駆除するなら

シャワー(シリンジ)は面倒臭い。
でも、薬剤は使いたくない、なら
手作り生薬を散布するといいですよ。

 

作り方は最後の方にご案内しています。

 

 

では薬剤を使って駆除する方法を紹介しますね。

まず、薬剤の選び方から。

薬剤で駆除するなら
ハダニに効く薬か確認してください。

一般の殺虫成分ではダメなんですよね。

昆虫ではないので、
通常の殺虫剤の中にはハダニに
対応していない薬剤もあるんです。。

だから殺ダニ剤を使ってくださいね。。

 

薬剤散布で駆除しても
1回で駆除が終わらないことが多いです。

退治できた!と思っても
わずかでも生き残ったハダニがまた増殖します。

 

その生き残ったヤツを
間をあけずに薬剤散布で退治。

というように
短期間で数回、
薬剤散布して駆除しなければなりません。

 

薬剤一覧

アーリーセーフ(有効成分:ヤシ油由来)
ハッパ乳剤(有効成分:なたね油)
ダニ太郎、バロックフロアブル
ベニカR乳剤
ベニカXファインスプレー
サンヨール
などがあります。
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注意点を少し。

アーリーセーフとハッパ乳剤は
自然由来の成分で回数制限なしで
いつでも使うことができます。

 

ダニ太郎は年に1回開花前まで使えます
が極端な高温時は薬害がでるかも。

バロックフロアブルは年1回、
発生初期に使えます。

というように
薬によって制限されている事柄があるので
それに従ってくださいね。

 

ベニカR乳剤やサンヨールを定期的に
散布しているとハダニ発生が少ないようです。

このことから考えると

 

①ベニカR乳剤やサンヨールでハダニや他の害虫全般の予防目的で定期的に散布。
②それでもハダニが発生したらシャワー(シリンジ)で数を減らす。
③ダニ太郎(高温時は不可)やバロックフロアブルなど殺ダニ剤3種のローテーション散布で駆除。
5日おきに3回繰り返す(薬剤を変えて)。
ハダニが多いときは4日おきに。

 

ハダニが局所的発生ならハンディータイプの
ベニカXファインスプレー、
ベニカマイルドスプレー、
ベニカJスプレー
などのローテーション散布でもOK。

ベニカXネクスト薬剤

ハダニの被害

ハダニが発生すると見た目が悪くなります。

しかし、もっと問題があります。

ハダニが樹液を吸い
その部分の色素がなくなります。

 

そのため光合成ができなって
生育が悪くなり枯れることもあるのです。

ハダニはどこからやってくる?

ハダニは、バラ以外の植物にも生息します。

我が家のバラたちにハダニが大量発生する少し前、四つ葉のクローバーが壊滅状態になっていました。

よく見ると、、

クローバーの葉裏に大量のハダニ。

そうです。ココからバラに移ったんですね。

ハダニはバラ特有の害虫ではなく、植物全般の害虫ってことを忘れないようにしないといけないんですよね。

周りの植物も気を配りましょう!

ハダニの生態

体長0.5mm、おもに葉の裏に生息。

バラの葉の裏のハダニを拡大

 

種類は70種ほど。
発生時期:梅雨あけから9月ころまで繁殖。

と、いわれていますが
最近では10月ごろまで生息しています。
(九州地区)

 

高温で乾燥してくると
ハダニが繁殖しやすくなります。

 

1匹のメスは生涯で100個ほどの
卵を産みます。

バラの葉にハダニとハダニの卵が密集した状態
↑赤丸の部分に成虫が密集。白くて丸いのが卵

もっと拡大すると
ハダニと卵の拡大図
卵は10日前後で卵→幼虫→成虫となります。
卵や成虫で越冬します。

 

メスがオスと交尾なしで
産んだ卵は全てメスになり
交尾して生まれた卵は全部オスとなる。

ハダニはメスだけでも爆発的に増える!

 

増殖したハダニは、
数が増えすぎると糸を出し、
風に乗って次の場所へと移動します。

そう、おわかりですね。

ハダニは
昆虫ではなくクモの仲間のなのです。。

 

ハダニ成虫は足が8本あるんですよ。

数が増えると葉にクモの巣のようなコロニーを作ります。

過密状態になったハダニ。糸をはいてコロニーを作る↑ハダニは過密しすぎると糸をはいてコロニーを作る

 

糸を吐くのは
すでに過密状態になっているということのあらわれです。。

 

そして糸を風にのせて、一緒に異動するのです。

 

早めに駆除し次の生息場所への
広がりを防ぐようにしたいですね。

 

生息しやすい場所

ベランダや玄関の軒下など
雨がかかりにくい場所で
よく発生しているようです。。

そんな場所って
ついつい見逃しちゃうんですよね。

 

雨に当たらないし、
なんか守られてる感があって、
ここは大丈夫だろう、って油断しがち。

そこが間違いなんですよね。

 

風通しの悪いところ、
風が滞る場所なんて最高の繁殖場所。

そして
高温乾燥状態が大好き!

 

 

ハダニを予防するにはバラの生育管理も重要

ハダニはバラに肥料を
多くあたえすぎると発生しやすいといわれます。。

適切に肥料を施すことを心がけたいですね。

 

また風通しが悪く空気の入れ替えが起こりにくいと増殖します。

葉が茂り過ぎたら、間引いてくださいね。

よく考えてみると
このような作業はバラ栽培の基本中の基本。

バラ栽培の基本を守ることが
ハダニを予防し増やさない近道なんですね。

バラの生育管理も超重要ってわけ。

ハダニの被害を抑えるためにやるべきこと。

ハダニはとても小さいので
被害に気がつくのが遅れがちです。

できるだけ早期に発見して
駆除したいものです。

 

ハダニに気がついたらまずシャワー(シリンジ)。

その後3種の殺ハダニ剤をつかって
短期間で駆除。

広げないようするのも大事ですからね。

バラの生育の管理や環境も整えていくと予防的の効果があります。
ぜひ心がけてくださいね。

 

我が家でもハダニの苦い経験があります。

ハダニが発生したのは
リトルウッズ、ジジ、ノイバラ…
なぜかミニ系のバラが多いです。

 

我が家では
真夏は殺虫剤を定期的に散布しないのでハダニが発生したのだと思います。

残念なことに
ハダニが原因で一つバラを枯らしてしまいました。

 

他の助かったバラはどうやったのか
そのときの方法をお知らせしますね。

まず水でシャワー(シリンジ)。

翌日、食品用除菌アルコールをしたたるほど
吹きつけました。

洗い流すように、こすったりもしました。

 

食品用除菌アルコールは
人に害のない成分でできているし
ハダニが窒息したらいいわけですから
使ってみたのです。

効果は、ありました。

 

一つバラを失ったあとだったので
これでもか!
というくらいに吹きつけたからでしょうか。

他の薬剤はなにも使わずに駆除できました。

 

偶然かもしれないし
どんなバラにも効果があるのか
わかりません。

しかし、少なくとも
我が家では、ハダニが発生したバラたちが
そうやって効果がありました。

 

もしも、ハダニに困ってたら
最後の手段として
試すのもいいと思います。

しかし、保証はないので、
ダメもとでお願いしますね。

 

バラの開花が始まると、
いや、そのちょっと前から、
虫たちとの戦いですね。

自然生薬を手作りして健康なときから
散布する方法もあります。

薬剤散布に抵抗感があるなら
こちらがおすすめです。

試してみると黒星病やうどんこ病以外の
病害虫にも効果がありませした。

 

散布後まもなく、カメムシがコロンと
落ちてきましたよ~

手作り生薬で病害虫を撃退。作り方は?
ココをクリック(スマホならタップ)してね!

では、今日も頑張っていきましょ!ね。

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注意!バラを食べる虫
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~さうび遊び~ バラの育て方はみんな違ってみんないい