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バラを無農薬で黒点病対策。天然素材で生薬を自作する方法

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この記事は約 12 分で読めます。

バラを無農薬で黒点病から
守るにはどうしても薬剤散布が必要?

化学的につくられた薬剤を
使わなければ駆除できないのかしら?

 

そう思いますよね?

バラが黒点病を患うと
葉が黄色くなってやがて落葉。

 

育ちに必要な光合成ができなくなり
弱ってしまいます。

そうならないように定期的に薬剤散布。

 

ゴーグルやマスク、手袋、
自分をガードしての散布。

これが基本。
でも大変ですよね。

 

もっと楽に、そう。

化学的につくられた薬剤にかわる
天然素材の薬剤はないの?

無農薬っていうか
自然のものを材料にした黒点病の薬。

 

それがあれば

もっと
もっと
バラの育て方は楽になると思いませんか?

そこで

バラを無農薬で黒点病から守るために
自然由来、食品由来の材料から
作れれる生薬を紹介します。

 

バラ無農薬黒点病

バラの黒点病、
完全ゼロに防除はできないまでも
頼りになる生薬です。

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バラを無農薬で黒点病から守れるのか

バラは無農薬で育てることは
難しいとされてきました。

実際育ててみると、やっぱり
黒点病になやまされることしきり、
ですよね。

 

結局、消毒や殺虫剤を使って
駆除するわけです。

これって、誰も望んでいないこと。

 

なんとかしてやめたい。。。

そこでお知らせしたいのは
無農薬で育てるための3つの方法です。

 

次のとおりです。

  • 自然由来の生薬を散布する。
  • 環境を整える
  • 病気に強いバラ品種を入手する

この3つの他に思い当たりません。

今回は生薬とバラ品種選びについて
詳しく説明しますね。

自然由来の生薬を散布する

生薬のレシピや使い方について
説明していきますね。

自然由来、食品由来の生薬は
自分で作ることができます。

自然にも自分にも、お財布にも優しい
レシピですよ!

 

生薬のレシピ

最近では天然由来の成分でつくられた生薬も
開発されて販売されています。

でも、身近な材料で作できるので
作って試してみるといいです。

 

自然や食品を材料にして作った生薬を
散布して黒点病から守ります。

黒点病のほか、うどんこ病、
アブラムシなどの害虫にも
効果的です。

 

バラが元気なときも散布して
病害虫に対する免疫をつけていきます。

ただし、
化学的につくられた薬剤のような
目に見えるような
即効性はありません。

 

じわじわっと、
あら?もしかしたら効いてるかも
って感じかな。

材料
ニンニク、トウガラシ、
ヨモギ、ドクダミ、ジョチュウギク

密封できるガラス瓶などの容器
木酢液または焼酎またはホワイトリカー

※ニンニクは
成分が抽出しやすいように薄皮をむく。

ヨモギ、ドクダミは成長期の5~6月に摘み取って
漬け込み 1年間使用します。

 

作り方

それぞれ
ガラス瓶の約1/3の量の材料を入れる。

木酢液(焼酎、ホワイトリカーでもよい)を
注ぎ入れる。

1ヶ月以上つけこむ。

ニンニク生薬の作り方

 

使い方

300倍に希釈してハンドスプレーで
葉の両面に散布する。
花芽は変色の可能性があるのでさける。

バラが元気なときも
作った生薬を散布するというのは
予防という意味合いもあるんですよね。

 

それから もう一つ、
光合成細菌液のレシピを紹介しますね。

微生物の力を利用します!

 

光合成細菌液のレシピ

光合成細菌液は

まだ試してないのですが
とても、興味ある効果があるようなんですよ。

それで、
今度挑戦しようと思っているのです。

 

そのレシピをシェアしたいと思います。

光合成細菌液は、黒点病やうどんこ病に
よいとされていますがその他に
土を改良するとして応用もできそう。

 

自然農法として楽しみな微生物たちです。

では作り方です。

 

材料
バラの葉を刻んたもの
砂糖
米のとぎ汁

これを
1:1:8の割合でビンにいれて
日当たりのよいところに置く。

たとえば
500mlのペットボトルにつくるなら
40g:40g:320g

合計400gでペットボトルの上部に
少し空間があくくらいの分量にする。

 

発酵が進むと泡が出るのでフタはゆるく。

しばらくしたら赤くて透明感がある液体→成功
夏は1週間、冬は4週間で完成。
50~100倍に希釈する。
長くは持たないので早めに使ってしまうこと。

 

注意点
・作りやすいのは5~10月。
・冬は30~35℃に加温する。
・できたらphを6~7に(低いときは消石灰で調整)

 

この菌液の興味深いところは
他の材料をプラスすると
もっとパワーアップするというところ。

だしの素や酢、天然塩などを入れると
光合成細菌のエサになるらしい。

 

イースト菌や納豆菌をいれたら
共生できて
土を改良してくれます。

そしてそして、
土の中には放線菌という
強い殺菌作用を持つ菌がいます。

 

これがなんと!
黒点病などの病菌を退治します。

放線菌は光合成細菌を食べて
どんどん増えて土の中にいる黒点病などの
病害微生物をやっつけてくれるのです。

光合成細菌を増やすと
放線菌が増えるという仕組み!

もうこれは、
やるしかありませんよね!

心がはやります。。。

 

それでもっと調べていると
光合成細菌は自分で作らなくても

思わぬところで
手に入ることがわかりました。

なんとペットショップやホームセンターの
水槽コーナーに置いてある
PSBという液体。

 

水槽の水をきれいにする液体だそうです。

PSBって
phototrophic bacteria(=光合成細菌)の
頭文字なんだって!

これは使えそうだと思うけど
バラに使うための希釈率が
わかりません。

すごく期待させたのに
ごめんなさい。

もしも使うときは
あらかじめテストしながら
ってことになるでしょう…ね…

 

他にも微生物を利用した効果的な
菌液があります。

今回は黒点病にターゲットを絞って
無農薬で育てるために役立つ菌液を
厳選して紹介しました。

 

無農薬で育てるためのバラ選び

バラを育てるのにストレスが
少なくてすむ方法は
耐病性がある強健種を選ぶことです。

最近では、バラ品種の改良は
耐病性を目指しているようです。

 

より病気に強いバラを選んで育てると
お世話が楽になるってことですよね。

その代表が
バラの家、木村卓功氏作出の
マイローズ
シャリマーなど、

記憶に新しいところだと思います。

 

他にも
ノックアウトシリーズなどがありますね。

 

耐病性のあるバラ品種は
別のページでお伝えしていますので
そちらのページをご案内しますね。

本文の最後でお知らせしますので
ご覧になってくださいね。

 

楽天市場で バラを検索して
探すのもいいと思います。

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黒点病に無農薬で立ち向かうには

黒点病は、ずっと昔から
バラを育てる上での悩みのタネでした。

そうだけど、
自分もバラも
農薬まみれにするのもイヤ。

 

そのために自然由来、
食品由来の材料を漬け込んで
生薬として散布したり

微生物を培養して散布したり
土にまいたり。。。。

これなら、
軽装で散布できるしストレスフリー。

 

それぞれのレシピ、
試してみてくださいね。

無農薬で育てるいうことは
基本的に 病気が発生しても
農薬を使わないこと。

そのためにも日頃のちょっとした
ケアが大事ですよ。
たとえば

水やりなどで
葉やつぼみなどに異常があったら
取り除くようにします。

病気で黄色くなって落ちた葉は
必ず拾って捨てる。

雨上がりはプルッとふって
雨粒を振り落とすとか。

 

ほんのちょっとのことで
違ってきます。

原因をつくらないようにすること、
もちこまないようにすること、
発生させないことが重要になります。

化学農薬に比べたら
格段に効きが遅いから日頃のケアと観察を
忘れないようにしてくださいね。

 

 

さうび家でも

手作りの生薬を散布してみました。

即効性がないと思うのですが
散布してすぐ、カメムシが3匹
ポトッと落ちてきました。

 

散布して
水圧で落ちたのかもしれませんが…

その後数日、虫たちが少ない気がしました。

 

少しは生薬の近寄せない力が
働いてるのでしょうか…

黒点病への効果は目に見えて!
ということはありません。

でも葉が力強く感じます。
抵抗力がついてるのかな。
そんな効き方なんだと思います。

期待したいです!

さあ!今日も頑張っていきましょ!

 

バラを黒星病(黒点病)から守る方法を
総合的にまとめているページはこちら

黒星病に強いバラ品種もこちらで
確認してくださいね。

 

バラの黒点病を重曹で駆除する方法はこちら

ぜひご覧になってくださいね。
お役に立つと思います。