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バラ栽培の用土。安心安全&低コストで品質良しの配合とは?

この記事は約 17 分で読めます。

バラ栽培で用土つくりは欠かせない作業です。

生育を左右するので
とても重要なんですよね。

市販のバラ専用培養土を購入して
使ってるっていう人も多いと思います。

 

失敗の心配が少ないですものね。

でも、気になるのは土の費用。
コスパ的にどうだろう?
ってことです。

 

特に鉢植えの場合、
1~2年に一度
用土を替える必要がありますよね?

新しいバラをお迎えして
鉢数が増えるにつれ、
用土の費用がかさんできます。

 

そんなときフッと気がつくんです。

自分で作ればコストダウンできそうだ、
って。

だけど土のことわからないし
失敗したらどうしよう、
そんな不安も よぎります。

 

 

園芸店やホームセンターの土コーナーに
赤玉土とかなんとか…って。
たくさんありますよね。

これってわりと低価格で
販売されています。

 

実は、このような土を数種類使って
配合すると理想的な
バラ栽培の用土が出来上がるんですよ。

というわけで、そんな土を利用した
用土つくりを紹介したいと思います。

 

バラ栽培の用土

バラ土のメーカーが作ったバラ専用培養土も
半分配合することで安定した土環境になるし
お財布的にもホッとする用土になります。

バラ栽培の用土つくりに
困ったり悩んだり迷ったりしている人は
必見の内容です。

最後までご覧になって
バラ栽培の用土つくりの
参考にしていただけたら、と思います。

 

 

<コスパだけじゃないクオリティ重視の用土>

用土つくりの資材はたくさん販売されています。

だから悩んじゃって、
バラの土、って書かれた土を買い求めます。

プロが作ってる土だし、ってね。

 

でも
バラ専用培養土でなくても大丈夫。

バラが育ちやすい、
バラが好む条件の土って作れちゃうんです。

 

バラが育つ条件は
通気性や排水性がよいとか
土の構造が団粒構造だったり
phが適正になってるなど、
いくつかあります。

いろいろなものを混ぜ込まなくても
条件をクリアした土を選んで
シンプルにつくるのが一番いいです。

 

あまりにもたくさんの種類の用土を使うと
失敗したときに原因の特定が
難しくなってしまいますからね。

 

もちろん、
失敗しないための対策も
きっちりやります。

その方法というのは、
市販のバラの専用培養土を
半分配合するというやり方。

あ、な~んだ、
完全オリジナルじゃないんだ
って思うかもしれません。

 

 

だけど、バラ専用培養土を
半分にするだけでかなり、
コストダウンになるんですよ。

それに自作の土だけではどうも…
っていう不安も吹っ飛ぶ。のです。

 

 

それでは手順です。

1.自作のオリジナル培養土を作り上げます。
2.市販の専用培養土を同量混ぜ込みます。

これで完成です。

最終的に
自家製オリジナル培養土と
市販の専用培養土の比率は1:1になります。

 

まず、オリジナル培養土をつくらなきゃですね!

 

・オリジナル培養土の作り方

具体的に何をどれくらい混ぜるか
説明していきますね。

用意する資材

○基本用土
赤玉土(小粒)
鹿沼土

○補助用土
腐葉土
牛糞堆肥
くん炭

 

バラに適した用土は
基本用土と補助用土の比率は
6~7:3~4が理想的だといわれます。

バラ土を配合の割合

基本用土として赤玉と鹿沼土を使い
補助用土を堆肥、腐葉土と
もみ殻くん炭に設定しています。

 

これら用意した資材の配合の
比率を決めなきゃです。

つまり基本用土:補助用土を
7:3にするか
6:4にするか、です。

 

心がけているのは できるだけ
コガネムシを呼ばない土をつくること。

バラの根を食べるコガネムシは
腐葉土に集まリやすいといいます。

そこで腐葉土を少なめにした比率、
基本用土:補助用土=7:3
にしています。

 

土壌のphも考えます。

バラ土を配合し混ぜてph

基本用土に赤玉土と鹿沼土を選んだのは
phが酸性に傾いているからです。

バラはphがやや低い
つまり酸性の土が好みです。

 

ところが腐葉土、もみ殻くん炭はphが高いです。

そのため土がアルカリ性に傾きやすくなります。

 

それを防ぐ意味で
酸性の赤玉土と鹿沼土を配合します。

それに鹿沼土は
根に優しいという特徴もあるので
バラ栽培には向いている土ですね。

 

 

この5つの資材を

赤玉土:鹿沼土:堆肥:腐葉土:もみ殻くん炭
= 5 : 2 : 2 : 2/3 :  1/3

 

この比率で混ぜ合わせ
オリジナル培養土をつくります。

オリジナル培養土配合の比率

 

この配合で
水持ちや水はけがよくてphが
やや酸性の土を目指します。

この比率で用意した資材を
容量が40Lの容器(トロ舟)にいれて
混ぜ合わせます。

40L容量のトロ舟では30Lくらいまでが
ぎりぎり混ぜ合わせ可能な量です。

 

実際に混ぜる量を計算しました。

できあがり容量30L、20L、15Lで
用意する土の量を表にしました。

用土の資材容量30L容量20L容量15L
赤玉土15107.5
鹿沼土643
堆肥643
腐葉土21.31
もみ殻くん炭10.70.5

表の分量で混ぜて必要な量の
オリジナル培養土を作ってくださいね。

 

 

最終的には
完成後自作のオリジナル培養土と
市販のバラ専用培養土を混ぜ合わせます。

必要量がは30Lなら
双方15Lずつトロ舟にいれて30L。
よく混ぜ合わせます。

バラ専用土とオリジナル土

 

これを繰り返して必要量をつくります。

 

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<土はどれくらい必要か?>

土の必要量がどれくらいなのか?

 

 

さうび家を例にしましょう。

さうび家は1株以外全部鉢植え育ちです。

その数 41鉢。

 

この鉢バラたち、
冬に土を全部用土を替えるのですが
いつも土は400L準備します。

400Lの量ってどんなものかっていうと。

 

ファミリータイプの一般的なユニットバスの
容量が200L。

このバスタブ2杯分ということだから
だいたいの量が想像できますね。

 

 

さうび家で使っている鉢サイズは
6~12号までさまざまあります。

1鉢どれくらい土が必要か
サイズは無視して計算してみると…

 

1鉢 9.75L。

 

40L容量のトロ舟で
一回にできる土の量は、先ほど
30Lとお伝えしました。

ということは1回分のオリジナル培養土は
約3鉢分の土、ということになります。

 

もちろん鉢サイズや土の詰まり方で
変わってきます。

資材を購入する際の分量の見積もりの
実際にやってる方法もお伝えしますね。

 

鉢サイズに関係なく計算した結果は
1株9.75Lだったので

これに鉢の数を掛け算すると
だいたいの全体の土の量が
求められます。

 

全体の量が分かれば
土の資材の配合の比率から
各資材の量を計算します。

これを資材の見積もり量とします。

 

各資材は見積もりの量より少し少なめに
購入しておくと無駄はないと思います。

足りないときは買い足します。。

 

逆に 余ることを想定してちょっぴり
多めに土を購入して混ぜ合わせておくと
便利なこともあります。

新しくお迎えしたバラの植え付けや
鉢増しなどで土が必要なとき
混ぜ合わせる手間が省けるからですね。

 

バラ栽培の計画に合わせて
用意しています。

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<自分で土を作るメリット、デメリット>

自分でバラ栽培の用土を作るメリットは

・満足感、達成感が得られる
・クオリティーを保ちつつコストダウン

 

この2つだと思います。

1つめのメリットは

ん?って感じですよね?

 

 

それはですね。

土を自分でつくって
美しい花が咲いたときは

満足感やら達成感を感じます。
満ち足りた感というか、ですね。

 

もっといえば
ひとつ上のレベルにいったっていう
思いがしてくるんですよ。

 

自分の土で
すばらしい花が咲くという自信にもなって
モチベーションもアップします。

つまり
バラ栽培のスキルアップ!
って感じかな。

 

 

もう一つのメリットは
やっぱり
コストパフォーマンスの向上。

バラを育てるなら土作りが大切です。

なのでバラ専用培養土って思うのですが
専用培養土って
なんてったって お高いですもんね。

 

どんな土を使って配合したらいいのか
調べて分量など計算すると
驚くほど安くできちゃうのです。

バラの専用培養土を使わなくても
オリジナル培養土が作れるっていうわけ。

 

デメリットは
なんといっても

時間と場所がいることです。

いろいろな資材を購入したり
混ぜ合わせるために時間がかかります。

いろんな土を購入して混ぜわせるのだから、
そのための道具を自由に使いこなせる
スペースは必要です。

 

このデメリットは土をつくるために
クリアしなければならない条件
でもありますね。

時間や場所を捻出してつくる土には
お値段以上の価値はあるのは
間違いないですけどね。

 

 

<失敗しない土作りのために>

バラ栽培がコスト高となる
要素の一つはバラの用土。

市販のバラ専用培養土は高額です。

 

なので

バラ栽培の用土を自分で作成する。

これが実現できれば
格段にコストが抑えられます。

いろんな書籍や資料を調べると
配合している資材や比率はさまざま。

このことからわかったのは
基本的なことを守っていれば
ほとんど失敗しないってことでした。

 

バラの命を支える土とは、水を十分含み
肥料を栄養分として吸収できるレベルまで
分解してくれる微生物を育む。

そしてバラの生育に必要なミネラルが
溶け込みやすいphであること。

 

 

これにあった土を選び混ぜるだけです。

しかし、どうしても不安がありますよね。

失敗したら植え直すのも大変。

 

こんな不安は
市販のバラ専用培養土を混ぜ込むので
多少、やわらぎます。

特にバラ栽培を始めたばかりなら
この方法がいいと思いますよ。。

 

半分はオリジナルで
半分を市販のものという配合ですからね。

だんだんと慣れていけばいい。

 

 

配合の基本は
基本用土:補助用土=7:3

 

コガネムシ対策とphを考慮して選んだ
資材の配合比率は

赤玉土:鹿沼土:堆肥:腐葉土:もみ殻くん炭
= 5 : 2 : 2 : 2/3 :  1/3

これを混ぜ合わせたものと同じ量の
市販のバラ専用培養土をあわせて完成です。

 

 

山の頂上を目指す道が幾通りもあるように
バラの美しさを表現する言葉が
いくつもあるように

バラ栽培の用土の配合もまた、
いくつもあります。

 

だからといって
迷ったり悩んだりしているだけでは
一歩も進めないですね。

なので、一つの配合として
さうび家の土作りを例に紹介しました。

正解は一つではないので
自分のバラに合う土作りを
見つけてくださいね。

 

 

突然ですが、小学校のときに
あさがお栽培しませんでした?

私には
「あさがおの芽がでない、
茎がヒョロヒョロ……」って
自分の貧弱なあさがおを横目に

友達の育ちのよいあさがおをうらやんだ
ちょっぴり ほろ苦い経験があります。

 

 

今思うと、あさがおの育ちの差って
「土の差」だったんですよね。

あさがおを植える土は自分の家で
用意してもっていきました。

 

その他の栽培条件はさほど変わりません。
学校で同じように
育てているわけですからね。

種も、水やりのタイミングも同じ。

 

違うのは家庭からもっていった
「土」だけ。

育ちの差は
「土の差」だったんですよね。

友達のは肥料をいれた土だったかも
しれませんがそれも含めて
「土の差」だったのだと。

今は思います。

 

バラを育てるまで
土を買って植物を育てるなんて
思っても見ませんでした。

その辺の土で育つものだと。。。

 

育つには育つけど
育ちの差があきらか。

バラ栽培の用土作りは
バラの育て方の基本中の基本。

 

土作りをやっていると
泥混ぜっておもしろいなって思います。

もともと日本人は農耕民族だから
その血が騒ぐのかなと、
かってに理由づけしています(笑)

この土でバラが育つのかと
ジ~ンとしたり、根張りを想像したりして
ひとりニヤニヤしています。

さあ!今日も頑張っていきましょ!