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バラのお世話をしていると
よく、「バラって育てにくいんでしょ?」と言われます。
バラを育てにくいんだろうなと思う理由って
こんな感じじゃありませんか?
・虫がくるから駆除しなきゃでしょ?
・肥料や土など専門的な知識がいる?
・水やりが大変そう
・きれいな花を咲かせる自信がない
・トゲもあるし、近寄りがたい
こんな風に思うあなたは
すでにバラの心を奪われています。
魅了されています。
興味津々なんですよね。
つまり
バラは育てにくいのかと疑問に思っていること自体、
バラが気になってしょうがないということにほかならない。ですよ?
バラを育ててみたいけど
育てにくいっていうし、どうしよう・・・・
って
本心は誰かに背中を押してもらいたいのかも?
バラを育てるのは 「案ずるより産むがやすし」です。
考えすぎないでやってみるといいと思います。
私も、バラって育てにくそうって思っていたのに
育てられる、とガラリと変わったのは
水にさしていたバラが「いとも簡単に」根を出しちゃったからなんです。
「バラってこんなにあっさり根を出すんだ」
あまりのあっけなさに心が奪われてしまったんですね。
興味をもったんです。
根を出させようとしたんじゃないんですよ?
花瓶にさしていたらたまたま根がでただけ・・・・なんて簡単。
私の場合はこんな感じ。
でも、きっかけって何でもこんなものじゃないでしょうか?
育てにくそう、だからバラ栽培をためらっている、
そんなあなたの背中を押しちゃいますね!
育てにくそうと思う理由を一つずつ つぶしていきますね。
あ、つぶせないものもある、かも。
ちょっと手のかかるお嬢さんだったりするので。
バラが育てにくいと感じるのは虫がくるから?
虫を駆除しなきゃでしょ?
確かにそうです。
駆除しなきゃバラの花や葉は食べられてしまって無残な姿になるばかりか花が咲く前のつぼみが、そのまま落ちてしまうことも。
虫が苦手な人もたくさんいらっしゃいますよね。
私もその一人。苦手、大嫌い!
割り箸とかで挟んで処理しますよ。
まぁ、それか旦那さんを呼んで頼んだり(←こっちのほうが多いかな)
バラの花や葉は虫たちの大好物。
だって栄養たっぷりあげてますから美味しいんでしょう。
虫を
自然に任せると決め駆除するか、薬剤散布で駆除するか。
自然に任せつつも 虫が爆発的に発生しないように
効果的に薬剤で予防するか。
バラを育てていくうえで虫は覚悟しなければならないですね。
虫の他にも病気の心配もありますね。。
きれいな花を咲かせるために
病気にかからないように薬剤を散布しなければならないこともあります。
必ずというわけではありません。
育てる人の考え方によっては、
薬剤を使用しないという方法もあるのです。
病気は自然に普通に存在する菌から発生するもので
やがては、治癒するから見守るという考え方もある、のです。
ほかにも、無農薬栽培や有機栽培などいろんな方法がありますね。
でも私は、少量の薬剤を散布する方法をとっています。
性格的に「見守る」ということができなくて(笑)
ついつい過保護になってしまうのです。。。。
つまり、虫と病気はバラにつきもの。
このハードルはなんとかして越えてください~
バラが育てにくいと感じるのは肥料や土など専門的な知識がいると思ってる?
実は、肥料や土はバラ専用っていうのがあるので初めのうちはそれを使うと楽ですよ。
なぜ、初めのうちなのかというのと、バラを育てていくうちに
・自分で用土や肥料の配合をやってみたくなる。
・自作で費用を抑える
ということが起こってくるから。
だんだんとバラの数も増えていきがちです。
バラの品種によって肥料の配合を
変えたりすることがあるんですよね。
あと、バラ専用の土や肥料より
自作すると費用が少なくて済む、というメリットもあるんです。
バラを育てていくウチに自然と
そんな知識が増えていきますよ。
基本的な知識はこのブログでも紹介していきますね。
バラを育てにくいと感じるのは水やりが大変そうだから
これは、植物を育てるならバラに限ったことではないです。
もっといえば、植物に限ったことではなく
犬も猫も人も・・・・水は不可欠。
土が乾いたらたっぷりと、が基本です。
夏は水の管理がちょっと大変かもしれませんね。
バラの花をきれいに咲かせる自信がない
はじめからきれいな花を咲かさなければ!
と意気込んでいると
ダメだったら落ち込みも半端ないです。
花が咲けば合格!くらいの感じでいいと思います。
初めてでも意外と、きれいな花が咲きますよ。
はじめての花は感動モノです。
バラを育てにくいのはトゲもあるし、近寄りがたい
バラは花が美しく、
さらにかぐわしい香りで
とても高貴に思えてしまいます。
しかもトゲで守られている気がして近寄りがたい。
難しそうでとても育てられる気がしない。
そうなんですよね。
だけど、基本的はやっぱり、植物なんですよ。
そう思うと気が楽。
たくさんの人が、バラの育て方を伝授してくださるしバラの育て方の本もある。
そのとおりにしていくのがいいと思います。
ただし、
本のとおりにしても、専門家の意見のとおりにしても
うまくいくとは限りません。
なぜなら、育てているバラ品種、育てている地域、そのときどきの気温や雨量、自然のちからによる影響などが全く同じ環境、同じ条件ということがないからです。
同じように育てていても去年より早く咲いた、とか去年よりたくさん咲いた、色が濃い、薄いこんなことがいつだって起こりうるのです。
とはいっても、
バラの咲き方に一喜一憂してしまうのですが・・・・
<バラは育てやすくはないけれど、やりがいがある>
バラは育てにくい理由をつぶすつもりでしたが、
つぶせない部分もありました。
ですが
バラを育てていく魅力も含めてお伝えしました。
あらためて、バラを育てにくい理由は、
・虫がくるから駆除しなきゃでしょ?
・肥料や土など専門的な知識がいる?
・水やりが大変そう
・きれいな花を咲かせる自信がない
・トゲもあるし、近寄りがたい
でしたね。
これを完全クリアーするというのは
難しいかもしれません。
「バラをきれいに咲かせたければ、バラの奴隷になれ」
という言葉もききますが
この忙しいご時世 なかなか難しいですしね。
バラを育てるのは、
こんな風に考えるといいんじゃないかと思います。
それは
バラとの心地よい距離感をもちながら育てる。
ということです。
バラは、
土を変えたり肥料を与えたり、水やりひとつでも
すぐに反応します。
もちろん悪い方にも反応します。
手応え感がすごいんです。
だから、やりがいがあるなと感じます。
無農薬栽培や有機栽培のいいと思えばそれでもいいし、
いいとこ取りだっていいと思います。
バラの育て方は自分流で。
「案ずるより産むがやすし」ですよ。
自分の性格や
ライフスタイルに合わせて
バラ品種を選んだり鉢植え、地植えにするか決めたり
工夫をしてバラを育ててみませんか?
私が思うに
きっとあなたはすでにもう、バラに心を奪われていると思いますよ。