スポンサーリンク

バラのシュート。若枝の伸びを上手にコントロールするには?

この記事は約 11 分で読めます。

春から夏にかけてそして秋口に
ビューンと
伸びてくる枝があります。

枝の途中から出てくるものや
根っこからあっという間に伸びてくる枝が
ありますよね。

 

この若い枝を「シュート」といいます。

あれよあれよと伸びてくるので
とてもワクワクしてきます。

 

だけど
このまま、ほっといていいの?
ほうきみたいになってつぼみがついたけど
咲かせていいのかしら?
品種に関係なく処理する?

様々な疑問が浮かんできますよね。

 

どんどん伸びる枝に
私たちの心がついていけない、
そんな感じです。

そこで、今回は
シュートの疑問について考えながら
対策をお伝えしようと思います。

 

いろんなケースがあるから
最後までご覧になってくださいね。

そして
あなたのバラたちにあわせて
対策していただけたら、と思います。

それでは始めますね。

 

<バラのシュートは大切な枝>

「シュート」とは、
もうおわかりと思いますが
元気よく出てくる若枝のことです。

バラのシュートが出てくると
ワクワクします。

なぜなら、
翌年のバラの開花枝になるから。

 

バラは枝を更新して
成長するといわれています。

なので、
新しい枝が出るとホッと一安心、
というわけです。

栽培書やウェブページによって
シュートの表現が違うことがあります。

 

そこで、このページでは
枝の途中から出てくる枝をサイドシュート。

スイートココのサイドシュート

根っこの部分から出てくる枝を
ベイサルシュートと呼ぶことにしますね。

バラあおいのベイサルシュート

シュートを伸ばすケースと
放置せず処理が必要なケースとあるんですよ。

 

<シュートを伸ばしたいケース>

シュートはほったらかしにしておくと
よくないことが多いです。

ただし、オールドローズなどのつるバラや
原種バラなど春にしか咲かないバラのシュートは
伸ばすのが基本です。

翌年に花を咲かせる大切な枝だからです。

 

一季咲きのつるバラは
花が終わるころシュートが出てきます。

もし、たくさん出てきていらないな、
と思ったら7月中旬ごろに
カットしてもいいですよ。

古い枝など思い切って切ってしまって
枝を整理してもOK。

 

夏以降秋にかけてまた、
翌年以降、良い花をつける枝が
出てくるからです。

ただ、3年ほどたつとベーサルシュートが
でにくくなるバラもあるので
よく見極めてくださいね。

 

<放置厳禁!処理が必要なケース>

シュートが伸びてきて放置できないのは
ハイブリッドティーローズなどの
四季咲き性の木立バラ。

 

太いサイドシュートや株元から
勢いよく伸びてくる
ベイサルシュートは必ずほうき状に分かれて
つぼみを付けます。

栄養を花に集中させてしまい
種を作る準備をします。

こうなると枝の成長が止まります。。

 

枯れることはないのですが
翌年以降の大切なルーキー的存在の枝が
伸びないと花数はぐっと減ってしまいます。

それに、ビヨーンと伸びた枝が
樹形を乱したり、
場合によっては影を作ってしまうことも。

 

人にとってもバラにとっても
よろしくない、というわけです。

こうならないように
「ピンチ」という方法で
成長を止めないようにするんですね。

 

<ピンチして成長を促す>

「ピンチ」というのは枝先を指でつまんで
折るほうほうのこと。

 

みずみずしい若枝のうちは、
手で軽く折れてしまうんです。

そう、このように…

 

なぜハサミではなくて手でやるのか。。。

ハサミで切るよりダメージが少ない。
傷の治りが早い。
樹液の流出が少ない。

などの理由があります。

 

もちろん、手でポキっと折れない硬さになったら
ハサミを使ってピンチします。

これをハードピンチといい
手で折るのをソフトピンチと呼びます。

スポンサーリンク

<品種やタイプで違うシュートの処理>

品種や樹形のタイプでも
ベイサルシュートの処理が違ってきます。

・四季咲き木立性のバラ
・四季咲き性つるバラ

これについてお伝えしますね。

 

・四季咲き性の木立バラ

どのように咲かせて楽しみたいかで
ちょっぴり違うので
参考にしてくださいね。

 

1.花よし、株もよしを目指すなら

春から夏にでるシュートは手でピンチ。
手で折れる硬さのときにやるといいです。

つぼみと1.2枚葉をつけて折ると早く
新芽が出て株の充実も早くなります。

秋に出たシュートも翌年以降の
花枝になるかもしれません。
なので、一応ピンチ。

 

2.年中花を咲かせるためのピンチ

四季咲き性の木立バラでも
翌年以降にずっと花を咲かせたいなら
シュートに花を咲かせないようにピンチ。

花より株の充実を優先して
翌年に備えます。

具体的にはシュートが25センチ伸びたら
その付近の一番高い位置にある5枚葉の
1センチ上を手で折ってピンチします。

7~10日で次の芽が出て5枚葉が
3~4枚出揃い25センチ伸びたらところで
手でポキっ。

これを9月ころまで繰り返します。

だいたい4回くらいで
充実した力強い幹になるはずです。

翌年の春以降、
思いっきり楽しめますからね!

 

もしもお盆過ぎにシュートが出たら
根元からカットしてください。

秋の花つきが悪くなるので。

 

3.秋のバラを主役にするなら

秋に豪華な大輪の花を一輪咲かせるなら
樹勢の強い
ハイブリットティーの品種で!

 

春、花が咲いたあと花首でカットすると
一番上の葉の根元から新芽が芽吹きます。

その芽は、もったいないけど
かいでください。

 

その次も、またその次も出てくる新芽を
かき続けると吸い上げた水や養分が
行き場を失ってしまいます。

そして吹き出すように
ベイサルシュートが出てくるのです。

このシュートに秋の花を咲かせます。

 

これは上級のテクニックで
微妙なさじ加減が必要で名人技と
言われるほどです。

だって、シュートがでなかったら
秋バラは望めなくなりますからね。

挑戦するかしないか、
それはあなた次第です^^

 

・四季咲き性つるバラ

四季咲き性のつるバラは
一致年中花を楽しめるようにと
改良されてきました。

だけど、花が咲き続けるので
枝を長く伸ばすのは無理なんです。

 

広い場所を一面バラでおおいたいという
ときにはピンチして
枝の成長を促すといいですよ。

方法は、つぼみがついたら
5枚葉を1枚つけてその下をピンチ。です。

 

つぼみがつくたびにピンチしていくと
枝が伸びていきますよ~!

そうやって充実させて
翌年大きく育った枝に
たくさんの花をつける‥

楽しみですねぇ~

 

・つるバラのシュートの処理

ぴょんぴょんと伸びてくるシュート。

困りますよね。

つるバラのシュートの処理は
別のページで詳しく
お伝えしています。

このページの最後に
ご案内していますのでご覧くださいね。

 

<おさらい>

春から夏、そして遅い時は秋まで
みずみずしく太い枝が出てきます。

翌年以降の花枝になるので
とても大切な枝になります。

 

かといって伸び放題で好き勝手には
させられないのです。

つぼみがつくと
そこに栄養が集中して
株の充実が妨げられてしまいます。

 

また、見栄えも悪くなります。

バラにとっても私たちにとっても
よくないですね。

 

そこで、ピンチという方法で
シュート処理します。

バラの品種やタイプごとに方法が
少しずつ違うので好みや自分のバラに
あった方法で行ってくださいね。

 

ピンチすると思ってもない枝になったりと
驚くこともあります。

ですが、バラが望んだことだから、
私たちはそれを、コントロールしつつも
サポートしている感じですよね。

 

バラと私たち、
言葉はなくても通じるものがある。

バラを育てていくと
そう思うときがありますね。

 

もっともっとバラを楽しみましょう!!

バラの伸びすぎたシュートは
伸び過ぎのシュートの管理はどうする?
↑ ↑ ↑
このページの目次4をご覧くださいね。

さあ!今日も頑張っていきましょ!