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ホソオビアシブトクチバからバラのつぼみや葉を守る対策とは

この記事は約 9 分で読めます。

バラのつぼみが膨らみ
そろそろ花開くころ・・・
と思っていたら、なんと

つぼみがガッツリと食べられている。

しかも、食べた主が
その場に見当たらないことが多く
食べたのは、なにものかわからない。

いつの間に?

そんな事ありませんか?

楽しみにしていたのに台無しです。

ホソオビアシブトクチバの幼虫にかじられたバラのつぼみ

こんなことをするのは
ホソオビアシブトクチバの幼虫。

イモムシです。

つぼみをガッツリ食べている。

 

もうけっこうな大きさに育っているに
違いありません。

ここでは
ホソオビアシブトクチバの幼虫の
活動時期や時間、特徴と駆除の方法
をお伝えしますね!

気持ち悪い幼虫の画像があります。

苦手な人はシャシャッと
スクロールしてくださいね。

 

<ホソオビアシブトクチバがバラにきている?!>

ホソオビアシブトクチバの幼虫はとても
隠れ上手で見つけにくい害虫です。

つぼみや葉が大きく食べらていて
黒いツブ状のフンがあれば
ほとんど、間違いありません。

ホソオビアシブトクチバの幼虫のフン

きっと、近くに隠れています。

根気よく探してみてください。

 

ホソオビアシブトクチバの幼虫は
尺取虫と同じように動きます。

体を大きく伸び縮みさせながら。

お腹の足が一部退化しているので
そんな歩き方になるのです。

だから、動いていたらひと目でわかります。

ホソオビアシブトクチバの幼虫の動き方

歩き方が、
面白くっておちゃめだから
子供たちには大人気なのかも。

 

だけど、

ほっておくと
つぼみだけでなく葉も
ムシャムシャ食べる憎い害虫なんです。

 

<シャクトリムシと違うの?>

ホソオビアシブトクチバの幼虫は
歩き方はシャクトリムシとそっくりだけど
分類上は別の種類なんです。

 

ホソオビアシブトクチバ
ヤガ科シタバガ亜科
幼虫の食草は、バラ、ウバメガシ、トウゴマ、サルスベリなど。

被害箇所は
葉、つぼみ、芽、花弁など。

 

それでシャクトリムシは、というと
シャクガ科でガ類の幼虫。

 

ホソオビアシブトクチバは
ヤガ(夜蛾)科に属していて
同じ科にはヨトウムシもいます。

ということはシャクトリムシよりも
ヨトウムシと近いんですね。

でも、ヨモギエダシャクなどは
バラも食べるので用心ですよ!

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<姿や特徴>

老熟幼虫で体長5.5~6cm。体色は、淡褐色で扁平。
黒っぽく見えることもあります。

活動時期は…6~10月

ヨトウムシと同じように夜行性。

昼間はピッタリと枝に張り付いています。
葉のフチにいて気が付かないことも・・・

昼間はほとんど動かずじっとしています。

懐中電灯をもって夜間パトロールすると
活発に動きムシャムシャ食べています。

 

つぼみが大きく欠けているのも
納得です・・・憎たらしい!

朝8時ごろまではまだ上の方にいるので
食べられた枝を下の方にたどって
いけば発見できたりします。

 

日中は株元まで下り隠れてしまい
見つけにくいかも。

よ~く見ないと発見できません。

 

若い幼虫は枯れた花がらの中に
ひそんでいることもあり
花がらの処理は大切です。

見逃したら土の中でサナギになって
越冬して次の春に
また食べられちゃいますから。

 

成虫には出会ったことがなくて
画像をお届けできません。

ごめんなさい。

 

<予防や駆除などの対策>

予防は花がらの処理を徹底的に。

土の上などの放置しないようにします。

触るとプニョっとするので
あまり触りたくないです。

 

なので、下に落として靴でフミツブース。

または
洗剤入りのビニール袋に入れて
ゴミに出す。

ベニカXファインスプレーを吹きかける。など。

 

薬剤は他にも
オルトランとスミチオンが効果的ですが
大きく育つと効き目がなくなります。
(5月頃より交互に散布)

できるだけ幼虫が小さいうちに
捕殺などの対策をしてくださいね。

 

大量に食害され困ったときは
殺虫剤のアファーム乳剤を散布で対処。

これはけっこう効き目あるんですが
ミツバチやマルハナバチにも影響が出ます。

 

なので、
本当に困ったときに限定的に使うように
お願いします。

ハチや薬害など考えると
地道に探して捕殺するのが一番かな。

 

<つぼみを食べる害虫の対処法のおさらい>

まず、ホソオビアシブトクチバがつぼみを
食害しているか見極める。

決め手は、黒いツブ状のフン。

 

これが見つかったら近くにいるので
被害をうけた枝を上から下まで
丁寧に探してください。

見つけたら捕殺。
洗剤入りのビニール袋に入れてゴミに出す。
ベニカxファインスプレーを噴霧。

薬剤は5月よりオルトランとスミチオンを
交互に散布。

 

どうしても!っていうときは
アファーム乳剤。

ホソオビアシブトクチバからバラを
このような対策で守ってくださいね。

 

日頃の観察で早期発見できたら
増えないうちに対策すると不気味な姿を
長く見なくてもいいですからね。

 

大きくなると尺取で歩けるのかしら?

ホソオビアシブトクチバ幼虫

さうび家では
3月頃から殺菌剤と一緒に殺虫剤も
散布します。

 

だいたいアブラムシの活動の始まりに
合わせて消毒を開始。

順番は時々変わりますが
ベニカR→サンヨール→スミチオン
というような消毒ローテーションで。

なので嬉しいことに
春から夏はイモムシたちに
出会わないんですよね。

夏8月すぎると
黒星病などの病気がおさまるので
消毒をしません。

 

9月くらいから消毒再開。

そのため、
秋からイモムシたちと遭遇します。

ホソオビアシブトクチバもそのころから。

だから、私にとって
ホソオビアシブトクチバは秋の害虫という
イメージです。

この虫が活動しだすと
秋かぁ・・・と思います(笑)

 

ヨモギエダシャクの幼虫も
同じくらいから
活動するのだと思います。

このイモムシにもつぼみを
ガッツリやられました。

ずっとホソオビアシブトクチバと
思ってたんですけど
違っていました。

ヨモギエダシャクの幼虫の特徴、
第2腹節に一対の小さな突起があるのが
おわかりでしょうか?
ヨモギエダシャクの幼虫

シャクトリムシの仲間でした。

あと、ホソオビアシブトクチバが
一生懸命ヒモに似せて隠れている様子も
ご覧くださいね(笑)

ヒモに擬態したホソオビアシブトクチバの幼虫

虫たちは、人間や天敵から
自分がどんなふうに見えているのか
わかっているのでしょうか?

「擬態」という生物のなせる技は
進化する中で、生き抜くために
少しずつ培っていったのでしょうね。

そう思うとちょっとだけ
愛おしくなってしまうのです。

虫は大嫌いで苦手なのは
変わりませんが・・・・

さあ!今日も頑張っていきましょ!