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バラのうどんこ病対策。春秋の乾いた風が運ぶ白い粉の対処法

この記事は約 11 分で読めます。

春や秋のちょっと涼しい気持ちのいい日。

バラを観察をしていると
白い粉をまぶしたような葉やつぼみや茎に
うどんこ病を発見することがあります。

白い粉のうどんこ病、

経験ありませんか?

 

よく見てみると。
葉がくるんとそり返ったり
波打ったりしながら
白い粉がまぶしたようになっていたり
粉が吹いたようになっていたり・・・

本当に、うどん粉をまぶしたような格好で。

うどん粉をまぶしたようなカビ菌

うどんこ病の菌ってカビ菌なんですよ!

早春や晩秋、気温18から25度で多発します。

乾燥して比較的に低温の過ごしやすい時期に発生。
変なカビですよね。
一般的にジメジメで生ぬるい環境がカビって感じなのに。

そして
風によって運ばれて広がるのです。

ほっておくと葉の光合成ができなくなり
生長が止まります。。

そのうえ見栄えも悪くなる病気なんですよね。

なんとかしたいものです。
できるだけ初期の段階で封じ込みたいですね。

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症状と対処法のポイント

 

うどんこ病の対策は、

・観察
・定期的な予防の薬剤散布

もしも見つけたら
早期に対処すること。

定期的な薬剤散布で黒星病と共に
うどんこ病も予防できるはずですが
やはり、風で運ばれるとなると予防だけでは足りないこともあります。

 

対処の方法は黒星病とほぼ同じなのですが
うどんこ病の生態から少し違いがあるのです。

そのことを踏まえながらお話していきますね。

 

まずは うどんこ病の生態から。

 

病原菌はどんなもの?

 

うどんこ病の病原菌は糸状菌で
つまり、カビの仲間です。

黒星病も同じカビの仲間です。

だけど違うのは、
黒星病が水を媒介として広がるのに対し
うどんこ病は空気感染で広がるという点です。

 

うどんこ病はカビだけどちょっと変なんです。

カビ仲間のくせに水が苦手なんですよ。
湿度は低くつまり、水さえなければ
どんどん繁殖するんです。

 

ひどくなると白い粉で(カビなんですが)
光がさえぎられ光合成を邪魔します。

生長が止まり、
つぼみは花が開かず葉が変形したりします。

 

そうなると、生長は止まるので
健全な葉のところでカットして
広がりを防ぐといいです。

 

よく発症する箇所

 

新しい芽、つまり生長が著しいところ。
若いみずみずしい葉やつぼみの伸びだしたところ。

黒星病と発症場所が違います。
黒星病は比較的 下葉の固くなって
「大人の葉」に多く発症します。

 

なので
新芽や新梢では「白い粉」
下葉などの大人の葉は「黒い点々」と
観察のターゲットを決めると発見も早くなりますね!

では、うどんこ病の症状です。

 

新梢の伸びはじめ、葉の表面に
水泡状にもりあがったり波打ったりしてきます。

なので発見しやすいです。

 

適切に対処すれば撃退できると思います。

それに黒星病と違ってよく効く治療薬がありますからね。

 

しかし、うどんこ病の発症部分の性質が
治療薬を病原菌に届きにくくしているんです。。

これが
うどんこ病の対策を難しくしている一因なんですね。

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治療薬が届きにくい理由

 

うどんこ病が多く発生する箇所が
新芽や新梢だということをお伝えしましたよね。

実は、その部分というのは
保護被膜で覆われていて、
水をはじいてしまうのです。

 

雨上がりのバラが、
つぼみも新芽も新梢も水をはじいて
水滴がまんまるな姿を見たことあると思います。

綺麗ですよね~

 

でも薬剤散布となれば効果の妨げになるんです。

つまり、
薬剤を散布しても、被膜にはじかれて
新芽や新梢の間に深く入り込んだ病原菌へ
薬剤が届かないことがある、ということなんですね。

 

そして
散布後 死滅しなかった病原菌が
再び悪さを始めるという悩ましい状況になってしまうのです。

そんなわけで
良い薬があってもうどんこ病は
完治しにくいといわれるんです。

 

じゃ、どうしたらいいの?

次に、打つ手は?

 

対処の順序

 

まず、うどんこ病の水に弱いという性質を利用します。

発症した場所を中心によく洗い流します。

 

方法
霧状に噴射できる噴霧器で
水がしたたり落ちるくらいスプレーする。
※100均で販売しているようなスプレーボトルで十分です。

 

あらかじめ、表面付近の病原菌を洗い流し
菌の数を減らしてから
薬剤を散布するのが効果的なんですね。

うどんこ病の一例

薬剤散布の注意点は よく乾いてから散布すること。

なぜなら、水分が残っていると
薬剤の濃度が薄くなってしまい
思ったような効果がでない可能性があるからです。

あと、うどんこ病に特に弱い品種だと
効果がでないこともあるので
その時は別の薬剤を散布ということになります。

 

★酢水でも効果がある。

私は酢水を使うことがあります。

初期の段階なら
酢水だけで撃退できることもあるんですよ。

発見したらすぐにやるといいです。

2~3日後に再発したらまたスプレーします。
数回やってみて
それでもおさまらなかったら治療薬の散布に踏み切る。

噴霧のあとは酸っぱい匂いが立ち込めるので
苦手な人は、水だけがいいかもしれません。

 

酢水の希釈方法
水500cc+食酢30cc。

スプレーボトルに入れて噴射。
洗い流すつもりでしたたり落ちるくらいくらいにふりかける。
指でこすって白い粉を落とす。

水も酢水もはじくので、指でこすって定着させます。

ただし
酢水は応急手当として考えてくださいね。

予防と治療の効果を確実にするには薬剤散布。です。

最悪は発症した部位をカットということになリます。

 

そんな悲しいことにならないように
日常の観察を怠らないようにするが大事ですね。

 

ときどき、
街路樹も白く粉が吹いたようになっているのを見かけます。

うどんこ病は風に飛ばされて広がるので
ドキッとします。

 

うどんこ病の菌はたくさん種類がるのですが
その多くは、それぞれ違う植物に繁殖するようです。

バラのうどんこ病はバラにしか発症しない、というように。

 

ご近所さんのバラにうどんこ病を発見したら
自分のうちのバラの観察を強化しましょうね。

 

オススメの薬剤

○うどん粉病に効果のあるオススメ薬剤

薬剤名希釈倍率使用回数
サプロール乳剤1000倍5回以内
サルバトーレME3000倍7回以内
ダコニール10001000倍6回以内
フルピカフロアブル2000~3000倍5回以内
サプロール乳剤1000倍5回以内
ラリー乳剤3000~6000倍5回以内
日農ポリキャプタン水和剤500倍8回以内
パンチョ顆粒水和剤100~300倍5回以内
ピリカット乳剤2000倍6回以内
ベンレート水和剤2000~3000倍6回以内

規定通りに希釈して散布します。

薬剤希釈の道具と噴霧器

ハンディータイプなら

マイローズ殺菌スプレー

 

 

バラのうどんこ病の対策はこれ!

 

うどんこ病の対策は

観察
定期的な予防の薬剤散布、の2つでしたね。

対策していてもでてくる場合は
水で洗い流して薬剤散布。

早めの対処で大きな被害をくい止めるようにします。

うどんこ病は比較的涼しい時期に多く発生するように思います。

また、地域的にも
九州など南の方は黒星病の悩みが多いような感じです。
雨が多いからでしょうか。

どちらにしても
変化を見逃さないようにすることが大切だと思います。

これって簡単なようでけっこう大変ですよね。

暑かったり寒かったりしてくると特に
庭を歩き回るのもおっくうに。

無理をしないように、
だけど、体力づくりの一環として
生活の一部に取り入れてみてはどうでしょう?

バラと一緒に健康づくり!

いいですね~♪

こちらの記事もお役に立つと思います。

ぜひ読んでみてくださいね  🔻🔻🔻