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バラの苗。大苗の植えつけ時期と鉢増し手順のすべてがわかる

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この記事は約 9 分で読めます。

秋、ちょっと肌寒くなっところ
葉をが少なめの「大苗」のバラ苗が
ホームセンターや園芸店で販売されています。

ラベルの写真をみて
我が家にお迎えしたい!と思ったバラの大苗。

 

あんなふうに咲くなら楽しみだ!
って購入した大苗のバラ。

秋以降に購入したバラの大苗、
植え替えはしましたか?

 

購入後、小さい植木鉢のままでは
十分生育できません。

土が少なすぎて
根が伸びるすき間がなくなります。。

 

とっても窮屈になって根が混み合ってきます。

じゃどうすればいいか?というと
少し大きな植木鉢に植え替えるのです。

 

それを鉢増しといいます。

新しく増えた土に
根を伸ばしていって水と栄養を
たくさん吸えるようにしてあげるといいです。

 

植え替えに関する数々の疑問が
フツフツと湧いてくると思います。

・一番いい植えつけの時期は?
・鉢増しの時期は?
・鉢の大きさは?
・土はなにを使うの?
・手順は?
・地植えしたいのだけど?

こんな悩みをチャチャッと解決して
美しい花を咲かせましょう!

 

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大苗の購入後植えつけの適期は?

秋以降に購入したバラの苗。

そのころ流通しているのは大苗といいます。

前年の夏ごろ芽接ぎや接ぎ木して地植えし
そのまま生育させた、
いってみれば「大人」の苗です。

 

しっかりと太い枝が2~3本伸びた状態なのが
ほとんどです。

大苗の植えつけに一番適した時期は休眠期。

 

11月下旬~2月中旬に植えつけるのが
一般的です。

冬の間はあまり活発ではありませんが
花が咲くより先に根が動き出し
葉や花に必要な栄養を吸収します。

 

このとき2まわり大きな鉢に植えつけます。
根の伸びしろを増やしてあげとくんですね。

すると芽吹きも力強く成長に勢いが出てきます。

枝葉も元気よく伸びるから
たくさんの花が期待できますね!

 

休眠期の植えつけ時期を逃してしまった

休眠期に鉢増しの植えつけができなかった、
というときは、そのまま枝葉を伸ばし
花を咲かせて大丈夫です。

ほとんどの大苗は6号鉢以上で流通しています。

 

冬の休眠期の根張りは
それほど多くないので
まずは花を楽しんでくださいね。

しかし、花後の植えつけで
鉢を大きくするのをお忘れなく。

 

夏。
6号鉢のままでは水切れしやすくなります。

鉢増しの時期は6~7月。

 

本格的な夏を迎える前に
2まわり大きな鉢に鉢増し。

6号鉢なら→8号鉢へ
というふうに、です。

 

この時期までに鉢を大きくすると
その後の花つきもよくなりますよ!

このあと根をむやみに触ると根が痛んで
不調の原因となることもあります。

よろしくおねがいしますね!

 

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植木鉢の大きさ

 

もともと植えられていた植木鉢の
ふたまわりほど大きい植木鉢を用意。

植木鉢の形状はさまざまで、
鉢底穴が多く通気性、排水性のよいものなら
鉢底石は使わなくても大丈夫です。

 

土はなにを使う?

土は市販の培養土を使うのが一番簡単です。

水はけがよく水もちのいい土を使ってください。

よく鉢増しには
無肥料の用土を使うように書いてあります。

 

伸びた根が元肥にあたると肥料焼けを
起こす可能性があるからなんですね。

しかし、ご安心を。

 

市販のバラ専用の培養土には肥料焼けするほど
肥料が入ってないです。

心配なら、赤玉土の中粒と小粒と半量ずつと
牛ふん堆肥などと腐葉土を少量ずつを
よく混ぜ合わせて用土として使ってもいいと思います。

 

最近、肥料焼けしない有機肥料もありますが
はじめは施さず
2週間ほどしてからあげてくださいね。

使う土の量は植木鉢の号数で
ある程度わかると思います。

 

鉢のサイズと土の量について詳しい説明は
記事の最後に参考記事をご案内していますので
参考になさってくださいね。

 

植えつけの手順

鉢増しの場合の植えつけの手順です。

・準備するもの

バラの大苗
ふたまわり大きい植木鉢
鉢底石(植木鉢の形状によっては必要なし)
用土
ジョウロなど

 

例:ラフランスの植えつけ

バラ苗の大苗鉢増しで用意するもの

 

 

鉢底石は植木鉢の形状によって
必要ない場合があります。

 

バラ苗大苗の鉢増しの手順

※注意点
土を入れるときは
ウォータースペースを3~4cm残すように。

植えつけ途中と直後に水をやって
それからもう一度
30分後に水やりをしてくださいね。

風が強く吹く場合は支柱などで
補強してください。

 

地植えにする場合は?

地植えだからそのまま庭に植えてもいい、
と思いがちですが
そのまま植えると育たないことがあります。

 

理由は、バラは根が真ん中よりも
外側に伸びていく性質があるからです。。

そのためバラの株の真下に根が伸びず、
まんべんなく広がっていきません。

 

遠回りのようですが、

まずはふたまわり大きい鉢に
植え替えして根の張りを充実してから
地植えすると失敗が少ないです。

 

秋以降の購入の大苗のバラ植え替えのコツ

前の年の秋以降に購入したバラの大苗を
植えつけるのに最適な時期は
11月下旬~2月中旬です。

このとき
二回り大きな植木鉢に鉢増しして植えつけます。

 

用土は市販のバラ専用の培養土で大丈夫です。

もしも、この時期を逃したら
6~7月に忘れないように鉢増してくださいね。

 

そうしないと本格的な夏、
水切れをおこしてうまく育たなくなります。

その他の時期に根をいじると傷んでしまうので
気をつけてくださいね。

 

地植えするときも、いったん
ふたまわり大きい植木鉢に鉢増しして
根張りが充実してから植えつけると失敗が少ないです。

バラの大苗は、プロの手で育てられた苗です。

 

そのためか鉢増しすると、
勢いが増し、シュートをドンドン出して
驚きます。

根を伸ばす場所が増えたのが
嬉しいみたいに感じます。

 

本当に成長が楽しみな大苗です!

水はけが良くて水持ちがよい土を
入れてあげて次のシーズンに花が
たくさん咲くようにしてあげたいですね!

 

そして、冬。

バラが休眠するときに鉢植えのバラは、土を入れ替えたり枝葉を剪定して翌春を待つのです。

冬作業は
こちら→バラの冬作業はどうする?

 

最後に、
バラと植木鉢のサイズや土の量についての
詳しい記事をご案内します。

枠内にマウスをあわせてクリックしてご覧くださいね。
(※スマホの場合はタップしてください。)